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【出演者インタビュー】風間俊介さん「自分に合った生き方をしている人を普通に受け入れる。それでいいんじゃないかな」

2016年05月23日(月)

5月30日放送(6月6日再放送)
ブレイクスルー
File.53 
生きづらいなら変えちゃえば? トランスジェンダー・さつき
にご出演された俳優の風間俊介さんにメッセージをいただきました。

 

――さつきさんとお話されて、いかがでしたか?

 

視聴者の方に「風間なに鼻の下伸ばしてるんだよ!」と思われるくらい綺麗な方でした(笑)その綺麗さは、きっとさつきさんの内部から出てくるものなんだと思います。いろんなことを経験して、いろんなことを考えて、もがいた時間があの綺麗さにつながっているのだと思いました。


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――いわゆる「オネエ」として生きるのではなく、自然体の女性として歩む生き方はどう感じましたか?

 

自然なことですし、それでいいと思うんですよね。芸能界においてオネエと言われる人たちが、トランスジェンダーだったり、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルの人たちの認知度を上げるのに一役買っているというのも事実だと思うんです。だから、何が悪いわけではなく、普通に自分に合った生き方をチョイスした人に対して、僕らは「あ、それをチョイスしたんだね」と普通に受け入れる。それでいいのではないかと思います。

 

――視聴者の方には、どのようなことを考えながら見てほしいですか。

 

これから社会としても、個人としても、トランスジェンダーの方とどう付き合っていくかと考えたときに、大事なのは、トランスジェンダーと言っても全員違うんだということだと思うんです。だから、今回はさつきさんの回であって、トランスジェンダーの人たちのことを語る回ではないんですよね。そんなふうに見てほしいなと思います。

コメント

番組の中でも、風間さんが話されていたようにトランスジェンダーって方はこういう人なんだなと決めてかかって理解したような気になってはいけない。と私も思いました。人って理解出来ないものは簡単に区切って一言二言で分かりやすい言葉や分野としてカテゴリーの中に知識としてくくりつけようとしてしまいがちです。でも人間って一人一人違う。こうした番組で、ひとりの人間の生き方、生きヅラさを知るという事で、障害を持っていない自分はこういう方達とは違うんだなんて思わないし、人として悩みながら生きている点では性別も何も関係ないと思います。悩む種類としては、さつきさんのような辛さは味わっていないのですが、悩みと向き合い前進する姿には励まされます。言葉足らずで自分の思いが表現出来てないですが、自分という人間が表になかなか出せないでいる自分にとって、さつきさんの生き方に自分も頑張りたいと思いました。

投稿:鏡の中のマリオネット 2016年06月10日(金曜日) 07時31分