本文へジャンプ

【出演者インタビュー】phaさん「社会で"普通"とされている生き方から外れても、わりとなんとかなりますから」

2015年12月28日(月)

201512_pha.jpg

1月4日放送(1月11日再放送)
ブレイクスルー
File.46 自分の幸せは、自分で決める
―ニートのカリスマ phaさん―

にご出演のphaさんにメッセージをいただきました。


《phaさんプロフィール》
仕事を辞め、自分なりの幸せを大事に“ゆるく”生活している“日本一有名なニート”。ギークハウスプロジェクトを立ち上げる。


――収録を通して、どのようなことを考えましたか。

 

僕の生活やブログを見て、批判される方も結構多いのですが、風間さんも安藤さんもいろいろと同意してくれて、優しいなと思いました(笑)。とてもしゃべりやすかったですね。


詳細は「続きを読む」をクリックしてください > > >  
 

――収録のなかで印象に残っている言葉はありますか。

風間さんが自分の話に対して「すごくわかる。オレもそういうときある!」と話していて、風間さんみたいな人でもそう思うんだというのはありましたね。でも、「オレは見栄っ張りだから実際はできない」ともおっしゃっていて、そこがおもしろかったです。そういう気持ちもすごく素敵なことだと思いますね。

――ギークハウスに訪れる人たちは、どんな“生きづらさ”を抱えていますか。

「ちゃんと働かなきゃいけない」とか、「人に迷惑かけないようにちゃんとしていなければいけない」というような社会の意識というのはあると思います。でも、それができる人ばかりじゃないし、そこから外れてしまう人も結構いると思うんです。だから、そういう人でも生きやすい世の中になればいいなと思いますね。

――今の生活を始めようと思った当初は、葛藤はありませんでしたか。

最初はどうなるかわからないという不安もちょっとありました。でも、実際にやってみたら意外といけるなって。まあ、先のことは全然わからないし、この生活がずっと続くかどうかもわからないですけど、今のところなんとか8年間生活してこられました。知り合いや友だちにも恵まれましたし、レールから外れても意外となんとかなるというのは思いますね。

――最初は何人でこの生活を始めたのですか。

最初は3人です。最大でひとつのギークハウスに6人いたときもあるし、出たり入ったりで、結構変動していますね。家も何度も変わっています。別にずっとここ住む必要はないし、疲れたらちょっと休んで、戦いたくなったまた出て行ってという感じで、バランスが大事だと思います。

――この生活をしていてよかったなと感じるのはどんなときですか。

自分の作った場所に人が集まっているのを見るのは好きですね。その空気感というか。

――そういう充実感は、会社員時代はなかなか実感できなかった?

そうですね。会社員のころは孤立していたというか、社内でも変人だと思われていたと思うし、あまり価値の合う人もいなくて。でも、退職して、ネットとかで気の合う人を見つけることができて、仲間ができました。

――番組をご覧になる方には、どのようなことを感じてほしいですか。

今の環境がつらかったら逃げてもいいと思うんですよね。社会で“普通”とされている生き方から外れても、わりとなんとかなりますから。環境に潰されてしまうよりはそっちのほうがいい。それと、仲間を作るのは大事だから、ネットでも何でもいいので、話が合う人を探してほしいと思いますね。

 

コメント

行政で、福祉の仕事もしてました。番組の出だしではつい「えぇぇぇ、働きたくないとかどういうこと?福祉(生保)じゃないですよね?」という発想になってしまいましたが、見ているうちにphaさんの生き方に対する考えが理解できてきました。社会に適応出来ないのではなく、その学校やその会社が合わなかっただけだと思います!
私自身は今の仕事が大好きだし、働かない自分など想像できませんが、週休3日がいいなとか、ネコの暮らしは実にうらやましいとか、共感あるあるでした!仕事は楽しくやるもので、心をすり減らして無理矢理続けるのは間違ってます。
個人的には(職業がらで)税の申告とか健康保険加入とかはできてますか?と気になりました(笑)

投稿:kiriko 2016年01月10日(日曜日) 02時42分