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【出演者インタビュー】梶原徹也さん「サルサガムテープはロックの原点を感じさせてくれる」

2015年12月03日(木)

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12月7日放送(12月14日再放送)
ブレイクスルー
File.44 ロックは裏切らない!
―ロックバンド サルサガムテープ―
にご出演された梶原徹也さんにメッセージをいただきました。


《梶原徹也さん プロフィール》
元ザ・ブルーハーツ。


――サルサガムテープのどこに魅力を感じてバントに参加するようになったのですか。

 

NHKのスタジオパークでサルサガムテープと忌野清志郎さんが共演していて、その生放送を見たことがきっかけなんです。私が元々打楽器奏者だからなのかもしれないですけど、画面から打楽器のパワーがドン!と伝わってきて、ハートにガンガンきたんですよ。言葉では表しにくいんですけど、本当にドンと来て、バンと衝撃を受けた感じ(笑)それで押しかけボランティアみたいなかたちで参加することになったんです。


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――サルサガムテープの魅力はどのようなところですか。

やっぱり彼らの「打ち抜く迷いのなさ」ですね。確信に満ちたエネルギーを持っているんです。毎回「ミュージシャンはこうあるべき」ということを感じさせてくれる。そのすごさは尊敬しちゃいますね。

――サルサガムテープにしかできないロックがあるということでしょうか。

というか、おそらくこれがロックなり自己表現の原点だと思うんです。私のプロ生活のなかでいろいろと考えてみると、生まれたときは誰しもすべてのエネルギーを出す術を持っているんですけど、言葉を覚えて、しつけを受けるうちに、いろんな皮がどんどん被さっていくんですよね。まあ、それで社会で生活していけるようになるんですけど、それと同時に、エネルギーも皮に包まれていってしまう。それをもう一度取り戻すために、テクニックや理論を取り入れて、頭のなかで納得して、やっと原点に戻れるんですけど、サルサガムテープのメンバーたちには、その余分な作業が一切なくて、ストレートに核からドン!とエネルギーがきているんですよね。

―― 一緒に活動していると、凝り固まっていた皮をはいで、ロックの原点に戻れる。

そうです。サルサガムテープに戻ってきたときは、やっぱりこれが原点だなというのをありありと感じさせてくれますね。

――これからサルサガムテープでどんなロックを作っていきたいと考えていますか。

わかりやすく言えば「参加型」という表現だと思うんですけど、たとえば2020年に武道館でライブをしようという話でも、ただステージがあって、サルサが演奏して、お客さんがそれを見ているんじゃなくて、会場の全員がガムテープ太鼓を持って、一万人が一緒に演奏する、みたいな。どうせやるならそこまでしたいんですよね。みんながエネルギーを持っているはずなので、それをもう一度感じながら、武道館全体をエネルギーの渦に巻き込んでいきたいと思っています。

コメント

梶原さん,優しさが溢れてる‼

投稿:海富 2015年12月14日(月曜日) 13時33分