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【出演者インタビュー】風間俊介さん「一生懸命向き合っていたら誰かが支えてくれる」

2015年06月01日(月)

6月1日放送(6月8日再放送)
ブレイクスルー
File.32 “挑み続ける”障害者アスリート 高田裕士さん・千明さん
にご出演された俳優の風間俊介さんにメッセージをいただきました。



――今回の主人公は、聴覚障害のある陸上選手・高田裕士さんと、妻で全盲の陸上選手・千明さんです。まずは裕士さんとお話されて、どのような印象を受けましたか。

とても芯がある人だと思いました。そして、聴覚障害を持ちながらあそこまできれいな発音で話すことができるというのは、その裏にどれだけの努力があったんだろうかと思いましたね。コミュニケーションを取るのが難しいと一切感じさせないのは本当にすごい。たくさんお話できてよかったです。


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――アスリートとしての裕士さんの姿はいかがでしたか。

人生においての障害と陸上の障害物(ハードル)を重ね合わせてお話ししていたのがすごく印象に残っています。VTRではハードルを飛び越えてトレーニングに励む姿を紹介しましたが、これまでもああやっていろいろなことを乗り越えてきたんだろうなと思わせる走りでしたね。

――千明さんの印象はいかがでしたか。

すごくきれいな方で、いろいろと大変なことがあったというのを感じさせない笑顔がとても魅力的でした。服装もおしゃれで、きっとセンスもあるんだろうし、それを確認してくれる裕士さんもセンスがいいんだろうなと思います。
そして、母親の顔とアスリートとしての顔の違いが本当にすごかったです。グッとその世界に入るのが見ていてわかるんですよ。集中力がとても高いのだと思いますね。

――夫婦のかたちとしてはどのように感じましたか。

お二人は「単純に役割分担という感じで、障害を支え合っている感じはしないんですよ」とおっしゃっていて、とても理想的だなと感じました。障害のあるお二人だから“支え合う”というのがわかりやすく出ているだけで、それは家族として当たり前のことなんですよね。みなさんはそれを当たり前にできている?できていないかも(笑)!みたいな感じで、改めて気づかされる回かもしれないですね。

――今回のブレイクスルーを通してどのようなことを感じてほしいですか。

ひとつのことに向かい合っていると、中にはこぼれ落ちてしまうものも絶対にあると思うんです。でも、一生懸命向き合っていたら、支えてくれる人、助けてくれる人、応援してくれる人が周りに出てくる。今回の場合は、それが裕士さんであり、千明さんであり、息子の諭樹くんになるわけですね。だから、ひとつのことに向かい合うこと。そして、補い合うことの大切さを感じてくれたらなと思います。

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