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【出演者インタビュー】安藤桃子さん「"難病患者だからこうだ"と決めつけてはいけないことを教えてくれた」

2014年07月25日(金)

7月21日放送(7月28日再放送)
ブレイクスルー
File9 続 広告プランナー“ヒロ”  難病ALSとの闘い
にご出演された映画監督の安藤桃子さんにメッセージをいただきました。

 

 

――今回、安藤さんには、世界ALSデーに向けて啓発イベントを準備しているヒロさんの仲間たちを訪ねてもらいました。そして、自身も仲間のひとりとして、銀座歩行者天国で行われた“ゴロン”というALSの啓発パフォーマンスに参加していただきましたが、どのような感想を持ちましたか。

今回はヒロさんと電話でしかお話しできませんでしたが、もう一度お会いしたいなという思いがすごく湧いてきました。ALSの啓発のために少しでも自分にできることがあって、それに参加できたことはすごくうれしかったです。当事者だから言えること、そして、当事者ではないからこそできることを、それぞれにやっていくべきだと思います。ALSという病気を理解するためのイベントでしたが、それだけじゃなくて、もっと根本的な「生きているってなんだろう」という答えに少しだけ近づける体験だったと思います。

 

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――この番組や、今回のパフォーマンスを通して、ALSのことを初めて知ったという人も多いと思います。まずはどう寄り添うべきだと思いますか。

難病患者だろうが、企業の社長やホームレスだろうが、子どもだろうが、まず入り口はニュートラルであるべき。そうすることで、すべての出会いにプラスの要素を見いだせると思っています。あらかじめ“難病患者だからこうだ“と決めつけてはいけない。ヒロさんは特にそのことを強く教えてくれたと思います。

 

――特に印象に残った言葉はありますか。

「楽しくなかったら人生じゃない」という言葉は、本当にその通りだと思いました。不幸になるために生まれてくる人はひとりもいないし、どうしたって嫌なことは起こるわけですから、その中でいかに喜びや幸せを感じられるかが大切。ヒロさんのおっしゃる「99パーセントありがとう」というのもそういうことだと思うんです。「難病患者」ということだけにフォーカスしたら、つらいよね、不幸だねって思ってしまう。でも、そうじゃなくて、「ありがとう」とか「幸せな部分」がこれだけあるんだよということを、ヒロさんだからこそ言える言葉で、私たちに伝えてくれていると思います。

 

コメント

ALSは何となく周知してました。大変な病気ですよね。

今話題の、氷水をかぶり三人にメールする!のパフォーマンスより
〝ごろん〟の方が、ずっとずっと患者さんに寄り添った行動だと思います。
この行動がもっと広がるといいです!

投稿:ito 2014年08月25日(月曜日) 16時30分