【出演者インタビュー】風間俊介さん「スポーツとして純粋におもしろい!」
2014年02月27日(木)
- 投稿者:番組ディレクター
- カテゴリ:ソチ パラリンピック 2014
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3月1日(3月7日再放送)
ソチパラリンピック まもなく開幕!世界に挑むアスリートたち
のナレーションをされた、俳優の風間俊介さんにメッセージをいただきました。
――風間さんには今回の
「ソチパラリンピック まもなく開幕!世界に挑むアスリートたち」や、
1月に放送した「シリーズ ソチパラリンピック」
を通してナレーションを担当していただきましたが、
どのような感想を持ちましたか。
「すごいな」という言葉が思わず出てしまうほど
尊敬できる選手ばかりでしたね。
パラリンピックは障害の程度によって
スタートを切る時間が変わったり、
マシンと自分の障害との相互性を考えたり、
“自分ができないこと”を戦略として加えながら
競技に挑むことも必要とされる。
その上で、腕が動かない選手と足が動かない選手が
同じ競技に参加して競い合うわけです。
もちろん両者で攻め方も全く異なります。
個性が強く出ますし、
競技として純粋に“おもしろいな”って思いました。
自分の障害を“武器”に変えてしまう、
それほど前向きな力はないと思うんですよ。
誰しも自分の弱みを武器だと思って生きていけたらいいのですが、
なかなかできることじゃない。
そういう意味でも、本当に格好いいですよね。
ワクワクしながら収録しました。
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――これまでパラリンピックをご覧になったことはありましたか。
もちろんありますよ。
僕はどちらかと言えば、スポーツの競技そのものよりも、
選手の人間性に興味が向くほうなので、
障害と向き合いながら挑むという物語性の強いパラリンピックは好きで、
昔から見ていました。
――収録のなかで特に印象に残っている場面を教えて下さい。
久保恒造選手が屈強なロシアの選手に勝つために、
スポーツ科学の専門家を訪ねる場面はすごくおもしろかったですね。
これまではひたすら長く走り続ける練習をしていたけど、
トレーニングを見直して、短いスパンでスピードを出す練習に変えた。
自分に足りないところを伸ばすために一から取り組む姿というのは、
スポーツのだいご味でもあると思います。
ソチではぜひ、力を発揮してほしいですね!
――ソチパラリンピックは、まもなく開幕ですが、
どのようなところに注目して欲しいですか。
「障害者スポーツの祭典」ということで、
社会的にもすごく意味があると思いますけど、
それ以上に、“スポーツとして純粋におもしろい”と思うんですよね。
だから、清々しく競技をする選手たちを見て、純粋に楽しんでほしいです。
パラリンピックのおもしろさを多くの人に知ってもらいたいですね。
◆シリーズ ソチパラリンピック
ソチパラリンピック まもなく開幕! 世界に挑むアスリートたち
【本放送】2014年3月1日(土) [総合] 午後4時05分~4時49分
【再放送】2014年3月7日(金) [Eテレ] 午後8時00分~8時44分
ソチパラリンピック ~開会式~
2014年3月8日(土) [総合] 午前1時00分~ ※7日(金)深夜
冬のパラリンピックでは初めて、
開会式すべてを地上波で生中継します。
ダイジェスト番組
大会期間中、競技の結果を毎日、30分のダイジェスト番組でお伝えします。
過去放送
(1)目指せ!“ぶっちぎりの速さ” ―アルペンスキー 狩野亮―
(2)攻めてつかめ!まだ見ぬ“金” ―アルペンスキー 鈴木猛史―
(3)究極の走りへ!最強ロシアに挑む ―ノルディックスキー 久保恒造―
(4)ただひたむきに 前へ ―ノルディックスキー 出来島桃子―
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