――良い調子を維持するためにも、
3月7日の開会式までどのような準備をしていこうと思っていますか。

特別なことはせずに、普段通りに過ごして準備をしていこうと思います。
意識しすぎるとガチガチになってしまうので、
なるべく体をリラックスさせていきたいですね。

――同じソチパラリンピックのアルペンスキー代表である
狩野 亮選手と仲が良いそうですが、
一緒に練習する上でチームワークも意識しているのでしょうか。

そうですね。バチバチしているわけではなく、
冗談を言い合えるような関係です。
それがリラックスにもつながりますから。
でも、レースはレースできちっと切り替えることは
みんなできていますよ。
スキーは個人競技ですけど、周りのみんながいるから、
支えあって、勝利をつかめるのだと思っています。

――今回の番組はどのようなところに注目して見ていただきたいですか。

パラリンピックはリハビリの一環と思うかもしれないですけど、
そうじゃなくて、僕たちは健常者と同じように
「スポーツ」をしていると考えています。
障害があってもここまでできるというのを見ていただきたいですね。