【出演者インタビュー】菊池桃子さん「誰だって支え合いながら生きている」
2014年12月09日（火）
- 投稿者：番組ディレクター
- カテゴリ：マイスタイル マイライフ 障害とともに
- コメント(1)
12月10日放送（12月17日再放送）
障害福祉賞（1）我が人生、気力に託す
―千葉・滝口仲秋さん―
ご出演の菊池桃子さんにメッセージをいただきました。
《菊池桃子さんプロフィール》
女優・戸板女子短期大学客員教授
――今回は、NHK障害福祉賞の矢野賞を受賞した滝口仲秋さん・雅子さん夫妻をゲストに迎え、お話を伺いました。車いす生活を送りながら、地域のバリアフリーマップ作りに励む滝口さんとお話されて、どのような感想を持ちましたか。
バリアフリーというのは障害を持つ方だけに必要なわけではなくて、それがあることでみんなが住みやすい街になりますよね。加えて、高齢化していく社会のなかで、私たちの今後の暮らしのためにもとても必要なことだと思います。誰でも住みやすい街を作るためにも、健常な方が考えるバリアフリーと、実際にご不便を感じてらっしゃる方が考えるバリアフリーでは違いもあると思うので、滝口さんの活動は本当に素晴らしいなと思いました。
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――車いすに乗りながら掃除や皿洗いを行うなど、妻・雅子さんと“対等な関係”であることが前向きになるきっかけになったと話していましたが、どのように感じましたか。
すごく素敵な関係だなって思いました。やはり人間同士が生活しているわけですから、補い合いというのは絶対に必要なことですよね。それは体のことだけじゃなくて、気持ちの支え合いもそうです。きっとお二人の関係は多くの方が参考になるのではないでしょうか。
――番組をご覧になる方には、どのようなことを考えるきっかけにしてほしいですか。
ご病気や事故に遭うということは、決して他人事ではなくて、健常に暮らしている私たちも明日はもしかして……ということはあるかもしれません。ですから、ぜひこういう経験談をたくさん見て、聞いて、蓄えておいていただきたいなと思います。
◆障害福祉賞
（1）我が人生、気力に託す ―千葉・滝口仲秋さん―
2014年12/10（水） 再放送12/17（水）
（2）高次脳機能障害と共に生きる ―東京・貝野光男さん―
2014年12/11（木） 再放送12/18（木）
コメント
この番組に御出演される方々は、桃子さんの講演なさっておられる『キャリア論』を実際に体現なさっておられる方が多いように感じられました。
又、桃子さんのコメントも愛に裏打ちされたキャリアの実現を目指しておられ、とりわけ、僕自身の人生を省みる時、恥ずかしさの余り、居た堪れなくなってしまう時が有ります。
しかし、これだけはお許しください。
桃子さん、僕が、あなたを僕の『人生の師』と呼ぶ事を・・・・・・。
投稿：ツタンカーメン３２０世 2014年12月11日（木曜日） 02時19分