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【出演者インタビュー】LiLiCoさん「自分の心から生まれた言葉は美しい!」

2014年09月03日(水)

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9月3日放送(9月10日再放送)
NHKハート展 「弱い」
にご出演されたLiLiCoさんにメッセージをいただきました。

 

《LiLiCoさんプロフィール》

映画コメンテーター。18歳までスウェーデンで過ごす。今回NHKハート展に初めて参加。

 

 

 

 

――今回LiLiCoさんには、山田温志さん(富山県/16/知的障害)の書いた『ハチ』という詩に作品を寄せていただきましたが、NHKハート展に参加されていかがでしたか。

NHKハート展はずっと前から気になっていて、参加したかったので、すごく楽しかったです。

頂いた「ハチ」という詩はとても想像力が豊かなものだったので、作品のイメージは結構すぐに浮かんできたんですね。温かい雰囲気が伝わるようにフェルトを使おう。この色のフェルトがあるはずだから、こう合わせて、ハチとズボンをこう入れよう。太陽は私たちに愛を注いで命を与えてくれているので、そこからハートを出そう……。そう考えていくとなんとなく頭の中で絵が出来上がるんですよ。私は服のスタイリングを自分でしているんですけど、コーディネートを考えるのと同じようにフェルトを組み合わせて作品を作りました。詩を書いてくれた温志くんはどう感じたかなって、ちょっと気になりますね。

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――番組では村上有香さん (兵庫県/14/知的障害)の『弱い』という詩を中心に見ていきました。VTRで有香さんの日常と共に紹介しましたが、どのような感想を持ちましたか。

VTRを見なくても、詩から有香ちゃんの雰囲気が伝わってきましたね。私は言葉が大好きなので連載やコメンテーターの仕事をしているんですが、改めて自分の心から生まれた言葉って美しいと思いました。普通は「オェー」なんて言葉を詩の中に使わないんでしょうけども、有香ちゃんは素直にわかりやすく伝えてくれたので、一気に私の心に飛び込んできましたね。確かに子どものころは野菜を食べたら「オェー」ってなりましたもん(笑)。

それからお父さん、お母さんと有香ちゃんの関係を見たら、やっぱり素敵な詩が生まれてくるような家庭なんだなと感じました。お母さんは「私はしばく係」とおっしゃっていましたけど、厳しくする係と優しくする係がいることはとても大事だと思います。あのようなご両親の元に生まれた有香ちゃんは本当に幸せだと思いました。

 

――有香さんの夢は「詩を通して地球のみんなを笑顔にすること」と話していました。

そのためにも英語で詩を書くことに挑戦していましたよね。本人の笑顔もとってもかわいいですし、彼女の夢は叶うと思いますよ。「詩を作るときは頭の中にメロディーが流れてくる」とおっしゃっていましたけど、普通そんな表現できないですもん。きっと彼女は大物になりますよ~!

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