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【出演者感想】早見 優さん「差別を生む背景にあるのは、『相手を知らない』ということ」

2013年09月10日(火)

9月9日放送(9月16日再放送)
幸せバリアフリー ―障害者差別解消法 施行へ―
第1回 まちづくり
にご出演の早見 優さんに感想を聞きました。


20130909_hayami1.jpg―― 障害者への差別をなくすにはどうしたらいいか、第1回では「まちづくり」の観点から考えていきました。感想を教えてください。

健常者・障害者にかかわらず、例えば“女性だから”、“○○だから”と言われて差別された経験は誰しもあると思うんですね。そう考えると、私も他人に対して何かしらの差別をしたことはこれまでにあったのかもしれません。
でもそうした差別とは、無知であるがゆえにしてしまっている場合が多いんだということも感じました。ですから川島先生のお話にもありましたけど、子どもの頃から交流したり、教育したりすることが大切なんだと思いましたね。
 


――小さいときから比較的障害のある人との交流が
  あったということをおっしゃっていましたね。

そうですね。私、日本に引っ越してきて30年になるのですが、その前のハワイに住んでいたときの方が、もしかしたらレストランでも映画館でも、障害を持っている人を見かけた回数は多かったかなという気もします。


――やっぱり身近につきあいがない、
  知らないことによる誤解って、大きいのでしょうか。

その意味でも番組の中で紹介されていた、北海道のバス会社による取組み「車椅子のバス試乗体験会」は、とてもいいと思いましたね。
ああいう機会に障害者のある方もない方も一緒に参加できれば、もう少しわかり合えるのかなと思いますね。


《早見 優さんプロフィール》
歌手。日本で生まれ、3歳から7歳をグアム、
7歳から14歳をハワイで過ごす。
代表作に「夏色のナンシー」「PASSION」などがある。
元祖バイリンガルアイドルとして国際感覚を活かし、
テレビ、映画、ミュージカルなどで活躍。
96年に結婚、女の子二人の母である。

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