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ダニエル・カールさんからのメッセージ 『NHKハート展 ぬくもりがわかるんじゃ』

2013年03月04日(月)

 3/4放送の
「NHKハート展 ぬくもりがわかるんじゃ」
にご出演のダニエル・カールさんに収録の感想を聞きました。

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右のモニターにもご注目。

《ダニエル・カールさんプロフィール》
タレント、翻訳家、実業家など多岐にわたり活躍。
カリフォルニア生まれ、山形育ち。
流暢な山形弁を話すアメリカ人として人気を集めている。

 

Q.今回の第18回NHKハート展に応募され入選した方のひとり、
寺川武志さんの詩「ぬくもりがわかるんじゃ」を、
番組ではご本人のVTRとともに紹介しましたが、
どのように感じられましたか。


私はアートとか詩とかなんにもわかってない男だから
勝手に想像するんだけれども、
“温かい人もいるし、冷たい人もいる。
みんなは僕がそれをわからないと思っているかもしれないけれども、
実はわかっているんだ。”
ということを、訴えたい気持ちで
書いた詩ではないかという風に感じました。
VTRで拝見した寺川さん、
すごくニコニコしていて、
私もそれに感化されたけれど、
でも本当は明るい詩というよりも、
ちょっと苦しんでいることを
教えたかったのではないかな。
岡山弁独特の優しさ、
ぬくもりの中にも、
それが込められていた気がしました。

詩というのは、
きっと少し厳しいことでも
うまく伝える力があるんでしょうね。
それが表現というものの持つ力なんでしょう。

また、今回、別の方の詩にあわせて
作品をつくらせていただいたわけですが、
寺川さんの詩からインスパイアされて
光浦靖子さんがつくった作品、
これは見ていて“面白いな!”って
思いましたね。
センスがあると思ったし、
詩もアートも見る人が
それぞれ違う解釈ができるところが
楽しいんですよね。

それから光浦さんの絵を見た寺川さんが
本当に嬉しそうでしたよね。
私が思うに、寺川さんは
光浦さんの作品を自分の部屋のどこに飾るか、
きっともう考え始めていると思うよ。

 

Q.番組や「NHKハート展」について、
視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。


ハート展に来て、みなさんの詩や作品を見て、
障害者の方々の思い、
心をじっくりと考えていただければなと思います。

みなさんの中には、
障害を持つ友達がいる方も
そうでない方もいると思いますが、
ぜひハート展を見て、
障害のある友達を持ったような気分に
なられてはいかがでしょうか。
自分の視野がとても広くなれると思うんですよ。

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ブルーバックのスタジオで収録。ハート展の作品と合成しました。

 

 

コメント

アート作品
夢がありますね。
そんな作品の世界に入りたいですね。

投稿:おむターン 2013年03月04日(月曜日) 20時11分