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【取材記】桑折(こおり)さん家の雪かき

2014年02月24日(月)

3/4(火)のシリーズ【被災地の福祉はいま】「頑張るよりしょうがねえ~南相馬市・瀬戸際の介護現場で~」の担当ディレクターです。
昨年3月の放送に続き、私たちは今年も、原発事故の影響にいまだに翻弄され続けている福島県南相馬市の介護現場の実情をお伝えします。


今回の取材で、私たちは、津波で自宅を失い、借り上げ住宅で避難生活を送る桑折馨(こおり・かおる)さんという85歳のおじいさんに出会いました。番組タイトルの「頑張るよりしょうがねえ」は、この桑折さんの口癖です。

 

南相馬市の福祉~志賀医院 志賀嘉津郎氏より~

2014年02月21日(金)

我が町、南相馬市は3・11以降
わずか1ヵ月後に超高齢者の町となってしまった。

それ以前は家庭内での年代構成が程よく、
お年寄りを若い2世代又は3世代で上手にケアできていた。
家族みんなの余った労働時間をお年寄りのケアにあてていた。
どうしてもこれらの時間が作れない家族は、
やむなくお年寄りを介護施設などでお世話になっていた。

ところが、今は・・・・・・。


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【インタビュー】開沼 博さん「被災地に関わる人に求められていること」

2013年11月25日(月)

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11月25日、26日放送
(12月2日、3日再放送)
シリーズ 被災地の福祉はいま 
第5回 第6回 反響編
ご出演の開沼 博さんにメッセージをいただきました。

 

《開沼 博さんプロフィール》
福島出身の社会学者。原発問題など福島の抱える課題やホームレス・貧困ビジネスなどの分析に取り組む。

 

 

 

――「被災地の福祉はいま」というテーマで見ていきましたが、
どのような感想を持ちましたか。

視聴者の中には、福島の一面しか語っていないと感じる方も
いると思います。
それは仕方のないことだし、そうならざるをえない部分もあるんです。
あまりにも大きな問題で、時間が経つにつれてより複雑化するなかで、
被災地に関わろうとする人に求められているのは、
その全体像をいかにわかりやすく、
しかも事実を踏まえて伝え続けるのか、
そして関係性を作り続けるのかということだと思いました。

 

詳細は「続きを読む」をクリックしてください > > >

 

【インタビュー】荻上チキさん「今、被災地を考えることが、将来の備えになる」

2013年11月25日(月)

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11月25日、26日放送
(12月2日、3日再放送)
シリーズ 被災地の福祉はいま 
第5回 第6回 反響編
ご出演の荻上チキさんにメッセージをいただきました。

 

《荻上チキさんプロフィール》
評論家、ニュースサイト・シノドス編集長。いじめや介護など福祉に関心が深く、被災地の問題にも詳しい。

 

 

――東日本大震災から2年8か月が経ちましたが、
改めて今、被災地を考える意義はどういうところに感じられましたか。

たとえ被災者ではなくても、単純に困っている人がいたら、
その人に対して何ができるかということを考える必要はありますよね。
だって、社会で生きていくなかで困ったことがあっても、
助けがないような状況だと絶望的ですから。

そして、そういう人たちに対してできることを探るのは、
同時に、今後自分が困ったときにも助けてもらえるという
期待につながるんです。
災害は今後も繰り返し日本にやってきます。
さまざまな事故や公害も起きてしまうかもしれません。
だけど、今起こっている問題を解決しようとせずに、
未来で起こることが解決できるのかと問えば、
そういった期待はできないですよね。
だから、まずは目の前の悩みに対して解決策を探る。
そうすることが、いざというときの備えにもつながる。
そういう二段構えで向き合っていきたいと思います。

【インタビュー】津田大介さん「まずは『考えることをやめない』ところから」

2013年11月25日(月)

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11月25日放送(12月2日再放送)
シリーズ 被災地の福祉はいま
第5回 第6回 反響編
ご出演の津田大介さんにメッセージをいただきました。

 

《津田大介さんプロフィール》
ジャーナリスト。IT・ネットサービスやネットカルチャー、ネットジャーナリズムなどを専門分野に執筆活動を行っている。
著書『情報の呼吸法』、『動員の革命』、新刊『ウェブで政治を動かす』。

 

 

――東日本大震災から2年8か月が経ちましたが、
改めて、これからどのようなことを考えていく必要があると感じますか。

被災した人たちのことを考え続けていくことが大事だし、
そのために必要なのは「知ること」だと思うので、
より興味を持って、一度被災地へ行ってみて欲しいですね。
現地の人と話してみないとわからないことも多いし、
知ることで自分の心が楽になる部分もあるんです。
僕も実際に被災地に行くまではいろんなことを想像して
恐い部分はありましたし、
現に行ってみるとやっぱりすごい衝撃を受けました。
でも、そのことによって今の全体像を掴めたし、
繰り返し行くことで、変わったところや変わらないところ、
この人は前に会ったときより表情が柔らかくなったな、
というようなことまでわかってくる。
そして、僕らが思っている以上に「来てもらえるだけで嬉しい」
という被災地の人たちは多いんです。

真面目な人ほど「ちゃんとした支援をしなきゃ」と考えるんですけど、
テレビを見て考えるだけでも、それは支援の始まりだと思うので、
あまり難しく考えすぎずに、
「まずは考えることをやめない」というところから
スタートしてもらいたいですね。

【インタビュー】小島慶子さん「大切なのは『社会の寛容さ』」

2013年11月25日(月)

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11月25日、26日放送
(12月2日、3日再放送)
シリーズ 被災地の福祉はいま 
第5回 第6回 反響編
ご出演の小島慶子さんにメッセージをいただきました。

 

《小島慶子さんプロフィール》
タレント、エッセイスト。テレビなどへの出演だけでなく、各誌でエッセイを執筆するなど、多彩な活躍を見せている。
近著に『コスプレ上手は、仕事上手!』。
昨年、1年間に渡ってお伝えしたシリーズ企画「カキコミ!深層リサーチ」に出演。

 

――収録を終えて、どのようなことを強く感じましたか。

復興というのは、地域の問題、そして日本全体の問題です。
たけど、個人単位の復興を考えてみると、
それは震災前の“お気に入り”なものがもう一度手に入ったり、
夢見ていたことに向かって同じように進んでいけるように
なったときだと思うんです。
そう考えると、本当の意味での復興の道のりはまだまだ遠いし、
国や自治体ができることもたくさんあると感じました。

そして、今回話していて特に印象的だったのは「寛容さ」ということです。
何を「安全」とするのか、何を「正解」とするのかは、
人それぞれですよね。
同じような状況に置かれていても、
違う答えを出す人は当然いる。
そのことに対して寛容な社会であるかどうかは、
被災地の復興を考える上ですごく大事だし、
それだけじゃなくて、
私たちが多様性を抱えて幸せに生きていくためにも
必要な知恵だということを改めて思いました。

【制作後記】「被災地の福祉はいま」オープニングに込めた思い

2013年11月23日(土)

25・26日に反響編を予定している、11月特集「被災地の福祉はいま」。
今回、「つみきのいえ」作者の
加藤久仁生さんに制作していただきました。

加藤さんにお願いした経緯や、
オープニングに込めた思いを、番組制作チームが振り返ります。

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ひとつのともしびがたくさんの人の手に渡るアニメーション。
おじいちゃん、おばあちゃん、子どもたち・・・。

継続して出来る支援をーゲスト3氏との収録を終えて

2013年11月21日(木)

昨日、「被災地の福祉はいま」反響編のスタジオ収録をしました。
津田大介さん、荻上チキさん、開沼博さん、それぞれのお話をうかがい、
たくさんの大切なことに気づかされました。
ぜひ、25(月)、26(火)の放送をご覧いただけたらと思います。
 

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震災直後から2年8ヶ月経ち変わりゆく現状、そして今後の支援を話し合いました。

収録後、番組キャスターの山田賢治アナウンサーと語り合いました。
「今回、被災地を訪ね、
 表に出ていない問題のあまりの多さに改めて気づかされた」
「“3・11だから取り上げる”というような考え方ではダメだ」
「ハートネットTVでは、今後も随時、被災地の福祉について放送していこう」

"2011年3月11日 必要なモノが本当に見えた" WEB独自取材 後編

2013年11月05日(火)

地域で暮らし続けたい人の支援。
キーワードは「断らない」「受け止める」
その姿勢が、真価を発揮した瞬間が東日本大震災でした。

“ひなたぼっこ”のある仙台市青葉区においても震災の被害は大きく、
最も多かった利用は、自宅や介護サービス事業所が全壊あるいは
損傷を受けるなどして在宅独居の生活が困難となったゆえの
一時避難的な利用だったといいます。
震災の翌日から受け入れを始めたそうです。

震災から数日後には、全国に広がるネットワークを駆使し、
ボランティア活動の拠点として機能しました。
各地から専門職をはじめとした支援者のコーディネートなども行うことで、
さらにマンパワーだけではなく、支援物資も集まってきました。

ライフラインが途絶えた地域に対して行った炊き出しでは、
おにぎり二個と豚汁を用意しました。
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震災直後の炊き出しの様子。

 

"制度外福祉施設@仙台" WEB独自取材 前編 

2013年11月05日(火)

11月5日に放送される「被災地の福祉はいま」第2回
番組では、石巻市の仮設住宅のなかにある
“制度外福祉仮設・あがらいん”を見つめました。

さて、テーマにある“制度外福祉施設”とはなんぞや??
そもそも“制度外”とはどういう意味なのか??
そんな疑問を抱え、早くからその取り組みをしている団体を
取材しました。
向かったのは仙台市内にある「ひなたぼっこ」という施設です。
“あがらいん”の母体でもある、NPOが運営しています。

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ひなたぼっこの全景 仙台市内の住宅街の中にあります。