2013年07月31日(水)
7月25日放送(8月1日再放送)
シリーズ 認知症
「第5回 “わたし”から始まる町づくり」
にご出演の小島慶子さんに感想を聞きました。

――今回は「シリーズ認知症」の締めくくりということで、番組に届いた声や、地域で支える取り組みを紹介しましたが、どのような感想を持ちましたか。
「“わたし”から」が今回のキーワードでもあるので、「自分が認知症になったらどうしよう」「私だったらどう介護をするだろうか」と番組に参加しながらずっと考えていました。わたしを形作るものは、家族や見慣れた風景、あるいはお気に入りの服や、好きな食べ物、そういうものだし、認知症によってそれらとの関係がすべて断ち切られてしまったら、それはつらいと思います。だからこそ、住み慣れた地域の中で声のかけ合いを心がけ、その人を支えてあげることや、その人が人生で大事にしているものを尊重しながら支援をするあり方が広まって欲しいし、自治体や国が連携して取り組んで欲しいと思いました。
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2013年07月12日(金)
7月15日放送(7月22日再放送)
シリーズ 認知症 “わたし”から始まる
「第4回 自分らしく生きよう
―アニメ映画『しわ』が描く当事者の世界―」
にご出演のダンカンさんに収録の感想を聞きました。

――収録はいかがでしたか。
認知症をテーマにした映画を当事者のみなさんと見て、
その後に感想を聞こうと思ったら、
ほとんどの人が見たことさえも忘れてしまっていたというのは、
失礼ですけれど笑っちゃうところがあって。
確かに「認知症は大変な病気なんじゃないか」と
思うことも少なくないでしょうが、
だけど実際にその人たちと話したら、
病気というのを感じさせないくらいに本当に楽しく会話してくれるし、
番組でお伝えしている以上に楽しい空間をつくってくれているんですよ。
だから、逆にこっちが深刻に考え過ぎているところがあるんじゃないかと。
周りが構えてしまうことは、
決していいことではないんだなと率直に感じましたね。
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2013年07月03日(水)
7月3日放送(10日再放送)
シリーズ認知症 “わたし”から始まる
「第3回 検証・オレンジプラン―在宅支援の最前線―」
にご出演の片山智栄さんに収録の感想を聞きました。

――収録の感想を聞かせてください。
看護師として患者さんに接するという立場でなら、日常的に認知症の方とたくさんお会いしていますが、今回のように、コメンテーターとして来ていらっしゃる当事者の方とお話するのは初めてだったので、とても楽しく刺激的で勉強になりました。
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2013年07月03日(水)
7月3日放送(7月10日再放送)
シリーズ認知症 “わたし”から始まる
「第3回 検証・オレンジプラン―在宅支援の最前線―」
にご出演のダンカンさんに収録の感想を聞きました。

――第3回は、「オレンジプラン」という、日本で今年からスタートする新たな認知症施策を紹介。認知症の人が「住み慣れた地域で暮らし続ける」ことを目指す計画です。
オレンジプランによっていい方向に行くのかどうなのか、それはまだ未知数ですけれども、ただ、始めないと失敗もないですし。オレンジプランは5年の計画ということですが、実際にはこれは人と人のあいだでエンドレスで続いていくことですから、ずっとずっと先までつながっていくこととして、最初の一歩を踏み出すことは非常に大切だと思いますね。
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2013年07月02日(火)
7月2日放送(7月9日再放送)
シリーズ認知症 “わたし”から始まる
「第2回 ”在宅”を支えるケア ―オランダからの報告―」
にご出演のダンカンさんに収録の感想を聞きました。

――第2回はオランダの認知症施策について紹介しました。その人にあったサービスが巧みにされていて、かつ、オランダは認知症の人の8割が自宅で暮らすということです。
認知症の当事者の多くが、自分の住んできた家でそのまま生活しているというのが、最初聞いた時には信じられなかったですね。決して閉じ込めてしまうわけではなくて、いろんな工夫でそういうことが行われていて。なんというか、日本と比べると大きく水を開けられているなって思いましたね。もちろん、オランダも映像では映らなかった部分で、多大な悩みはあると思いますが日本が学ぶところは大きいと感じました。
みんなやっぱりね、自分が育った場所だったり、住んでいたところって好きなんですよ。だったらそういうところでね、人生の幕を静かに閉じていくというのも、やっぱりみんな望んでいることだろうし、そうさせてあげたいですよね。
《ダンカンさんプロフィール》
タレント。去年認知症をテーマにした小説「パブロフの人」を発表。
その取材で介護実習を行い、ヘルパーの資格を取得。
2013年07月02日(火)
- 投稿者:番組ディレクター
- カテゴリ:出演者情報
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7月2日放送(7月9日再放送)
シリーズ認知症 “わたし”から始まる
「第2回 在宅を支えるケア ―オランダからの報告―」
にご出演の堀田聰子さんに収録の感想を聞きました。

――収録の感想を教えていただけますか。
日本もオランダも、誰もが暮らしやすいまちづくりに向けて工夫していける余地がたくさんあり、現場はどんどん進化しています。地域のなかで、あるいは地域を超えて、共有して高めていけるとよいと思いました。
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2013年07月01日(月)
7月1日放送(7月8日再放送)
シリーズ認知症 “わたし”から始まる
「第1回 462万人 ―自宅で暮らしたいけれど―」
にご出演のダンカンさんに収録の感想を聞きました。

――第1回では、認知症を取り巻く日本の現状を見ていきましたが、どんな感想を持ちましたか。
認知症の方々を取り巻く現状がね、残念ながら我が国にはまだいい方向が見えてないという現実を見せられましたよね。認知症の方がいい方向にいくことはもちろんですが、このままだとその周りの、介護をなさっている方とか、家族が共倒れになってしまうんじゃないかっていう方が心配ですよね。認知症の方のことを思うがあまり、もしかすると自分の人生さえもなくしてしまっていいのだろうかという。本当にそういう状況に日本は近づいてきているんだなってことを目の当たりにしましたね。
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2013年03月21日(木)
3/21放送
「シリーズ認知症 “わたし”から始まる
第2回 ~オランダ 住み慣れた我が家で~」
にご出演の堀田聰子さんに収録の感想を聞きました。

《堀田聰子さんプロフィール》
独立行政法人「労働政策研究所・研修機構」研究員
オランダの認知症政策に詳しい。
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2013年03月21日(木)
3/21、3/22放送の
「シリーズ認知症 “わたし”から始まる
第1回 ~日本 脱病院の模索~
第2回 ~オランダ 住み慣れた我が家で~」
にご出演の佐野光孝さんに収録の感想を聞きました。

《佐野光孝さんプロフィール》
5年前にアルツハイマー型認知症と診断。
認知症に対する理解を深めてほしいと、
全国での講演活動やメディアを通して
本人としての思いや意見を発信している。
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2013年03月21日(木)
3/21放送(3/28再放送)の
「シリーズ認知症 “わたし”から始まる
第1回 ~日本 脱病院の模索~」
にご出演の佐野明美さんにメッセージを頂きました。

《佐野明美さんプロフィール》
佐野光孝さんの妻。
現在は光孝さんと共に全国で認知症の理解を広める講演を行ったり、
夫婦で地元の卓球クラブやボランティアなど活動している。
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