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【出演者感想】ダンカンさん「みんなやっぱり自分が暮らしてきた場所が一番」

2013年07月02日(火)

7月2日放送(7月9日再放送)
シリーズ認知症 “わたし”から始まる
第2回 ”在宅”を支えるケア ―オランダからの報告―

にご出演のダンカンさんに収録の感想を聞きました。

 

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――第2回はオランダの認知症施策について紹介しました。その人にあったサービスが巧みにされていて、かつ、オランダは認知症の人の8割が自宅で暮らすということです。

認知症の当事者の多くが、自分の住んできた家でそのまま生活しているというのが、最初聞いた時には信じられなかったですね。決して閉じ込めてしまうわけではなくて、いろんな工夫でそういうことが行われていて。なんというか、日本と比べると大きく水を開けられているなって思いましたね。もちろん、オランダも映像では映らなかった部分で、多大な悩みはあると思いますが日本が学ぶところは大きいと感じました。

みんなやっぱりね、自分が育った場所だったり、住んでいたところって好きなんですよ。だったらそういうところでね、人生の幕を静かに閉じていくというのも、やっぱりみんな望んでいることだろうし、そうさせてあげたいですよね。

 

《ダンカンさんプロフィール》
タレント。去年認知症をテーマにした小説「パブロフの人」を発表。
その取材で介護実習を行い、ヘルパーの資格を取得。

コメント

私も介護の現場で働いている現役介護福祉士14年目です。現在も認知症について学んでいる最中です。オランダのように住み慣れた地域や家庭で生活を続けていけるためには、まだまだ在宅サービスの整えが必要であり、、専門職の確保、そして家族の理解が必要だと思います。その為には私達にできる事をそれぞれ役割を果たしていかなければならないと思います。もっと皆で考えるべきです。

投稿:島根県 まな 2013年07月02日(火曜日) 20時56分