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【出演者インタビュー】IMALUさん「とにかく内に秘めないで吐き出す事が大事」

2016年08月12日(金)

20160804_imalu.jpg8月4日放送(8月11日再放送)
WEB連動企画“チエノバ” 
ひとり親家庭の子どもの悩み
ご出演のIMALUさんにメッセージをいただきました。



《IMALUさんプロフィール》
タレント・アーティスト。父が明石家さんまさん、母が大竹しのぶさん。2歳のときに両親が離婚。母と暮らす。



――8月の”チエノバ”では、「ひとり親家庭の子どもの悩み」ついて考えました。番組を通して感じたことや、印象に残ったカキコミはありましたか。

小学5年生の時に両親が離婚し父親に引き取られたというカキコミを寄せられたすずさんは、辛かったと思いますね。小学校高学年という多感な時期に両親が離婚をしてひとり親家庭になるっていうだけでも大変なのに。ましてや、すずさんの場合、小学校高学年で体が一番、変化する時期に父親に引き取られ、女性としてお母さんに分からないことを教わりたい時にいないのは、すずさんにとって辛い環境だったんだと思います。こういう事もあるんだなって、考えさせられました。
ひとり親家庭の子どもの目線でじっくりみんなで話すという機会が無かったのではないかと思うので、あらためて助けが必要な子どもや思いをはき出せない子どもが沢山いるんだなっていうのを直で感じられた時間でしたね。私もすごく共感出来ました。

――IMALUさんは、ひとり親家庭で育って、いつ頃からどんな事が辛かったですか。

小6とか、中1、中2ぐらいですかね。
母は仕事が忙しい中でも、運動会はいつも来てくれたりして母親業もきちんとしてくれていて、大人になると分かるんですが、それを両立させていた大変さがあったと思うので、すごく感謝しています。でも、母が舞台をやると1ヶ月ぐらい地方に行ったりすることがあったので、やっぱり寂しいときもありました。
あとは、母に「なんで離婚したの」とかはあまり聞いた事がなくて。「なんで私はお母さんの方に引き取られたんだろう」とか、「父と過ごしていたらどうなっていたんだろう」、「今から父親の所に行ったらどうなるんだろう」などの思いは抱いてましたね。

――辛かった当時、支えになったことはありますか。

好きなことが音楽だったので。好きなことをずっとしていましたね。
当時の友達もすごい助けになりました。小6の時に1番仲がいい子の親が離婚したので、親の話ができる友達がいたので、助かっていた部分はありますね。あと、母がいなくて寂しかった時、母の代わりに祖母がずっといてくれて、いろいろと話を聞いてくれたりとお母さん役を常にやってくれて、寂しい部分を埋めてくれていたと思います。

――悩みを話せる人がいたことは、やはり大きかったですか。

そうですね。大人になってもそうだと思うんですが、話していると自分の考えが分かったりしますよね。
頭の中では考えてるんだけど、あらためて話してみると「自分はこういう風に思っているんだ」って整理がつく部分もあると思うんです。普通に発散させるという意味でも、とにかく内に秘めないで吐き出すことがすごく大事だと思いますね。信用出来る人に、友達じゃなくても親戚のおじちゃん、おばちゃんでも兄弟でも、1度話してみるっていうのはいいと思いますね。今は、インターネットがあるので、同じように思っている人との会話がすぐ出来ますし、SNSとかもそういう活用をしていくのもありなのかなと思います。

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