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【出演者インタビュー】久保純子さん「子供達を孤立させないことの大切さ」

2016年08月12日(金)

20160804_kubo.jpg8月4日放送(8月11日再放送)
WEB連動企画“チエノバ”
ひとり親家庭の子どもの悩み
ご出演の久保純子さんにメッセージをいただきました。




《久保純子さんプロフィール》
元NHKアナウンサー。2011年~2013年に夫の転勤に伴って渡米し、モンテッソーリ教育国際免許を取得。二児の母(長女と次女)。

――8月の”チエノバ”では、ひとり親家庭の子どもの悩みついて紹介しましたが、たくさんのカキコミや番組を通して、改めて子どもが様々な悩みを抱えていると知ってどのように思いましたか。

みなさんの声を通して、一言で離婚と言っても、それぞれ抱えている悩みや問題は様々で、親御さんが離婚した時の子供の年齢、親権を持った親の性別、親同士の関係、環境によっても違う。でも、どんな事柄も、子供達にとっては大きな悩みで、それを一人抱えこんで苦しんでいる現状が伝わってきました。

ユージさんの「母と暮らす中、誰でもいいから男性が家に居て欲しかった。肩車したり、じゃれあったりしたかった」という気持ち、IMALUさんの「本当は、お父さんと暮らしてみたいと言いたかったけど、お母さんがかわいそうで言えなかった」という声、そして、すずさんの「おふくろの味を知らない私が、お母さんになれるのかな」という言葉。多くの子供達が抱えている無数の切実な悩みに心が痛くなりました

――これから親の離婚で悩む子どもが少しでも減っていくために、私たちができること、すべきことについて、思った事を教えてください。

藤川先生のお話の中で、「子供の安全・安心を脅かすものの一つが離婚である」との言葉がありました。子供達は、自分たちの意思に関係なく、大人の都合で、突然、「当たり前の毎日」を奪われてしまう。しかし、子供達は、親の顔色を伺ったり、気を使ったり、本音を吐露することができずに、一人で我慢してしまうことも。IMALUさん、ユージさんのお話からも、そんな傷付いた子供達の心の叫びに耳を傾ける、如何なる方法で子供達の思いを聞き、子供達を孤立させないことの大切さを改めて感じました。

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