【出演者インタビュー】善岡 修さん「聴覚障害のある方とは、手話以外にもいろんなコミュニケーション手段があります」
2015年07月01日(水)
- カテゴリ:WEB連動企画“チエノバ”
- コメント(4)
6月25日放送(7月2日再放送)
WEB連動企画“チエノバ”
これだけは知ってほしい!―聴覚障害の悩み―
ご出演の善岡 修さんにメッセージをいただきました。
《善岡 修さんプロフィール》
NHK Eテレ「みんなの手話」講師
――チエノバにご出演されて、いかがでしたか。
生放送の難しさを実感しました(笑)。手話で話すとどうしてもタイムラグがでてしまいますし、台本のセリフは短くても、手話で表すと2倍、3倍かかる場合もあります。30分という時間は意外と短かったな、もっと話したいことがあったなと思いますね。
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――ぜひ話し足りなかったことをこの場で聞かせて下さい。
聴覚障害の方の困る場面をいろいろと紹介しましたが、まだまだたくさんあります。例えば最近、劇場では洋画、邦画どちらも字幕スクリーンが増えてはいるのですが、残念なことに上映時間がモーニングショーかレイトショーになってしまうことが多いんです。でも、私はお昼過ぎくらいに見に行きたいなと思うんですよね。
あとは、生放送中にもし時間があれば「口話の読み取りクイズ」もやってみようと思っていたんです。声を止めて、口の形だけで何を言っているか当てるというもので、準備していたのは、口の形だけで駅名を読み取るというクイズでした。これは実際に経験した話なのですが、「吉祥寺で会おう」と言われた時に、私は「日吉駅で会おう」と読み取ってしまい、別の駅で待っていたことがあるんですね。そういう難しさをぜひ体験いただきたいと思ったのです。
――視聴者の方、ブログをご覧になる方には、どのようなメッセージを伝えたいですか。
本音を言えば、みんなと手話で話をしたいというのはあるのですが、それは難しいことだと思います。私も無理に手話を覚えてくれとは言いたくないので、例えば筆談でもいいですし、ゆっくり話したり、身振り手振りを使ったり、いろいろなコミュニケーション手段があるということをまずは知っていただけたらなと思いますね。手話ができないからと言って遠慮してしまう方もいるかもしれませんが、大丈夫ですよ。最近はスマートフォンのメール画面に文字を書けば伝わりますし、音声認識アプリなどもあります。そこからもっともっとコミュニケーションを積み上げていく、理解を積み上げていけることができればいいなと思います。最終的には手話につながっていくのが理想ですが、最初はそういうところからコミュニケーションをとっていけたらなと思いますね。
【カキコミ板】
コメント
4月の新しいスタートの時、何気に本屋へ行った時、みんなの手話の本を目にしました。
何か新しいことを始めたい...少しでも成長して人のためになりたい...と思い、テキストを購入してさっそく第1課の予習をしました。
興味をもってなんとか自分にもできそうです。
この前向きな気持ちが最後まで続くように、番組を録画して繰り返し観て、自分のものにしたいと思います。☆
投稿:はーちゃん 2017年04月02日(日曜日) 18時10分
みんなの手話を見てます。これこそが聴覚障害者の理解して欲しいという思います。手話を学んで聴覚障害者の生活する上での困る事がわかりました。これからも応援してま
す
投稿:雅也 2016年12月19日(月曜日) 19時22分
善岡さん、初めまして。こんにちは。私は、昨年からみんなの手話を観ています。私は、携帯に録画してます。昨年観ていた手話を、今でも半分以上は、丸暗記で覚えてます。まだまだ未熟ですが、善岡さんと手話で少しコミュニケーションのやりとりをしてみたいです。
投稿:あーやん 2016年05月30日(月曜日) 15時15分
こんにちは。毎週楽しくみんなの手話見ています。私は、茨城県の手話サークルに行っています。みんなの手話の是非とも見学がしたいと思っています。宜しくお願い致します。必ず返信お願い致します。
投稿:香苗 2016年02月24日(水曜日) 21時24分