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【取材記】「広げよう!トイレマークプロジェクト」アンケート実施!

2014年08月12日(火)

WEB連動番組“チエノバ”、ディレクターのYです。

「必要とする人が躊躇せず使える多目的トイレのマーク」を作ろうという「広げよう!トイレマークプロジェクト」。少しずつですが、進行中です!
先日、埼玉県久喜市でアンケート調査を行いましたので、そのご報告をさせていただきます。「バリバラ」生放送中の投票で1番人気だったデザイン(右のポスターの真ん中にあるデザイン)の意図が伝わるかどうか?お聞きしました。
(プロジェクトと、このデザインについてはコチラへ)

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2014年7月26日(土) 埼玉県久喜市 クッキープラザにて 回答数:101人
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当日はたくさんの貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。今回のアンケートでは、5割の方(55人)が「説明されれば伝わる」という答えでした。
そして「カラフルなところでわかる」という意見があった一方で、「色が複雑でわかりづらい」という声も多くありました。
他にも「認知症の人も、見た目はわかりずらいけど一人でトイレにいけない人もいる。そうした時、介助が必要なので、多目的トイレのマークが一般的になるといいと思う」という意見もありました。


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伝わった
おじいちゃん、おばあちゃん、体の不自由な方だけじゃなくいろんな人が使えるんだと思いました。

周りにもLGBTの友達が多いので意図は理解できたけど、他の人はわからないと思う。LGBTをもっとたくさんの人に知ってほしいので、頑張ってください。


伝わらない
お店にはそういう方もいらっしゃるのですが、女性より女性らしいと感じます。肌の状態やメイクの仕方など、ほぼ毎日来る方もいるので意図はわかります。ただマークだけでは伝わってこない、説明書きがあればいいと思います。(化粧品売り場店員)


そしてアンケートに協力してくださったクッキープラザ館長の森隆志さん
20140812_004.jpgのサムネイル画像

私が今回連絡をしたのは、たまたま夕食時に見ていた番組の中で紹介されたトイレマークを見たのがきっかけでした。その日、イベントの打ち合わせで精神デイケアサービスの方たちとお会いしたこともあって、私はそれを見たとき、今まで見えない悩みを抱えていたり、“内面”に障害がある人がいること、そういう人も社会に一緒に暮らしているということにまったく気づかなかった、知らずにいた自分が恥ずかしくなりました。そして同時に、この「トイレ問題」を来館者にも知ってもらえないかと思ったからです。


実は森さん、「バリバラ」の放送後すぐに使いたいと連絡をくれました。しかし、そのまま実用という段階ではなかったので、今回のアンケート調査に協力していただくということになりました。

ハートネットTV「チエノバ」では、今後も「必要とする人が躊躇せず使える多目的トイレのマーク」実用化に向けて取り組んでいきます。


9月は「新WEB連動企画“チエノバ”―「いじめ」を中心に―」があります。お楽しみに!!


◆新WEB連動企画”チエノバ”
第5回:9月24日(水)夜8時

コメント

録画していたチエノバ(7月29日放送分)今見ました。
山本さんのおしゃべりで元気をもらいました。

トイレマーク
センス良くていいと思います。
認知症と視力障害がある家族にはわかり辛いかもしれません。

この記事の最初の2列画像右のハートネットのハートを便座に見立てて、
中央にO(便器の中)をレイアウトする?
パッと見でわかるよう、もう一工夫ほしい感じもしました。

そもそも、スカートと肩幅など外見から性別を区別すること、
そこから変わってほしい気もしました。

個人的な勝手な考え恐縮です。

でもこのマーク好きです。

投稿:視聴ちゃん 2014年09月23日(火曜日) 13時28分