【出演者インタビュー】久保純子さん「小さなストレスはその日のうちに吐き出すようにしています」
2014年06月24日(火)
- 投稿者:番組ディレクター
- カテゴリ:WEB連動企画“チエノバ”
- コメント(1)
6月26日放送(7月3日再放送)
新WEB連動企画“チエノバ”
―「〇〇がやめられない/依存」を中心に―
ご出演の久保純子さんにメッセージをいただきました。
《久保純子さんプロフィール》
元NHKアナウンサー。2011年~2013年夫の転勤に伴って渡米し、8月に帰国。現在、モンテッソーリ幼児教育の教員免許を取得中。二児の母(長女と次女)。
――収録の感想を教えて下さい。
依存というのは心のちょっとした悩みや弱さが現れていて、誰しもなり得るものだということを実感しました。そうならないためにも周りに自分の思いを話したり、はけ口を見つけることが大事で、他の何かにストレスを分散させるというのもとても大切なんだと思いました。そして、もし何かに依存してしまっている人がいたら何をしてあげられるだろうということも考えさせられました。
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――久保さんは「〇〇がやめられない」というのはありますか。
コーヒーはついつい飲みすぎてしまいます。
あと私は忙しくなればなるほど、自分を追い詰めてしまう部分があります。例えばすごい疲れてどうしようもないのに、掃除を始めたり、洗い物など次の日でもいいのに、その日のうちに洗わないと気がすまなかったり。心の余裕がなくなってくると心身ともに不安定になります。
――番組では、ハートネットTVのカキコミ板で対話をして悩みを共有できたというアクアマリンさんとmichiさんのやりとりを紹介しましたが、どのように感じましたか。
カキコミ版というのもひとつの出会いの場なんだと感じました。世の中にはこれだけたくさんの人がいるわけですから、同じ思いを持っていたり、同じ興味を持っていたりする人と出会うのは本当に大変だと思います。そのなかで、カキコミ版での出会いはその人を変えるきっかけになったり、大きな存在にもなるのだと感じました。
――久保さんは悩んだ時にどうしますか。
私はとにかくしゃべります。しゃべって、しゃべって、寝て起きて、忘れるという感じです。
――ストレスを発散する方法を自分の中に持っているのですね。
そうですね。あまり溜め込まないように、どんなに疲れて眠たくても何でも夫と話すようにはしています。やはり”その瞬間”でないと共有できないものがあると思うのです。明日になったら大した問題ではなくなることも、今は私にとってとても大きなこと。ストレスが溜まるというのはその積み重ねだと思うので、小さなストレスをその日のうちに吐き出すよう心がけています。
――視聴者の方には番組をご覧になってどのようなことを感じてほしいですか。
チエノバという場所は本当にみんなの知恵や思いの集まりで、その扉をコンコンと叩いていただければきっと誰かが答えてくれます。ひとりではないということを実感できる場だと思いますので、ぜひみなさんにも参加していただきたいです。
コメント
番組、拝見させて頂きました。
私は、久保さんが言われた「子供の頃に泣く事も大事」の言葉がとても胸に残りました。
家庭環境のためか、私は子供の頃、怯え、恐怖、心を閉ざす意識はあっても、思いっきり泣く事、母親を亡くした時も泣く事ができませんでした。子供の時は、今思うと自分の心の奥にある本音を話す事はできないし、悪い事だと思っていたのかもしれません。
母親の死も受け入れる事ができず泣く事ができなかったと思っています。
私は今、カウンセリングを受けていますが、その時に言われた「泣く」という言葉が重なり、凄く印象に残りました。
当時、泣けなかった分、いま沢山泣いています。歳のせいか涙もろくなったのかもしれませんが?(笑)
ありがとうございました。
投稿:michi 2014年06月28日(土曜日) 09時30分