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分かち合いたい―「津久井やまゆり園」を訪ねて―

2016年08月05日(金)


あの日から10日。私自身、心の整理がなかなかつきません。
都心から電車とバスを乗り継いで、2時間。
きょう、神奈川県立津久井やまゆり園に行ってきました。
亡くなった方たちに花を手向けに。

 

深々と頭を下げ、顔を上げた時。
柵の向こうに見えたのは、私に向かって、私以上に頭を下げていた男性職員。
私は、しばし動くことができませんでした。

 

事件後真っ先に頭に浮かんだのは、同じような障害のある人たちや家族のみなさんのことでした。今も変わりません。
みなさん、苦しんでいませんか。悩みを抱え込んでいませんか。

8月8日(月)生放送で、みなさんと思いを分かち合いたい、と思っています。

当日、ツイッターでも声をお寄せください。


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蝉の鳴き声が響く、山里。
この写真の場所から左に視線を移すと、津久井やまゆり園があります。
のどかな場所にも関わらず、私の心は落ち着きませんでした。  



関連番組
 『ハートネットTV』
 
緊急特集 障害者施設殺傷事件
 8月8日(月)夜8時/再放送 8月15日(月)昼1時10分

Road to Rio vol.90 「異なる人生が生み出す推進力 ~ボート~」

2016年07月28日(木)

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ハートネットTVキャスターの山田賢治です。

日の丸があしらわれたオールで、息を合わせてひたすら漕ぐ―――。

ボート競技は、ヨーロッパを中心に人気が高く、ロンドンパラリンピックでもチケットすぐに売り切れるほどでした。

今月、リオパラリンピックのボート競技、混合ダブルスカルに出場する2人の選手を取材しました。


001_IMG_2469_R.JPG002_IMG_2480_R.JPG2kmあまりに渡って、水路が一直線に伸びる埼玉県の戸田ボートコース。大学や企業のボート部が艇庫を構え、合宿所も並んでいます。戸田ボートコースは日本におけるボート競技の中心地の一つ。オリンピックの日本代表選手も練習していました。

Road to Rio vol.85 「課題を糧に、リオへ ~パラトライアスロン~」

2016年05月23日(月)

こんにちは。キャスターの山田賢治です。

今年9月のリオパラリンピックで初めての実施となる「パラトライアスロン」。日本選手も、その大舞台を目指して戦いに挑んでいます。5月14日、リオ出場の選考にもつながる重要な国際大会、ITU世界パラトライアスロン横浜大会を取材しました。

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会場は横浜・山下公園。スタートは、早朝6時55分!柔らかい朝の陽ざしが差し込む中、スイムからレースが始まった。

 

パラトライアスロンの距離は、一般のトライアスロンの半分。スイム0.75キロ、バイク20キロ、ラン5キロで競われます。男女ともに5つのカテゴリー(PT1~PT5)に分かれています。

Road to Rio vol.73 「攻めの気持ちを最後まで! ~シッティングバレーボール最終予選~」

2016年03月16日(水)

こんにちは、キャスターの山田賢治です。

シッティングバレーのリオパラリンピック出場権、最後の1枠を争う最終予選が、今月17日に中国で開幕します。
これまで、リオ出場を狙う女子チームを取材してきましたが、いよいよ決戦の時がやってきました。小柄な選手が多い日本。海外勢の高さ対策を合宿で積み重ねてきました。

2016年2月2日 Road to Rio vol.66「最後の1枠をつかみ取れ!」

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高さ対策を徹底的に。ブロックフォローする西家選手。アタックを打つのは、現在中学2年生の波田選手(今年1月)



Road to Rio vol.71「練習は嘘をつかない ~卓球 知的障害~」

2016年03月08日(火)

こんにちは、キャスターの山田賢治です。

リオパラリンピックまで200日を切り、少しずつ開幕が見えてきました。
きょう紹介するのは、すでに日本の5人の選手がリオパラ出場資格を得た卓球です。

◆リオデジャネイロパラリンピック卓球競技 出場資格獲得選手:

吉田信一選手(クラス3)、別所キミヱ選手(クラス5)、岩渕幸洋選手(クラス9)
竹守彪選手(クラス11)、伊藤槙紀選手(クラス11)

※Road to Rio vol.51「一球入魂! ~パラ卓球選手権大会~」(別所選手と岩渕選手をリポート)


パラリンピックの卓球は11のクラスに分けられています。「クラス1~5」が車いす、「クラス6~10」が立って行う種目で、数字の小さい方が、障害の程度としては比較的重いクラスになります。
そして「クラス11」は知的障害の選手のクラス。先日、その知的障害の選手たちが集まる国内大会を取材しました。

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会場は横浜市の平沼記念体育館。140人が参加し、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

 

「親ががんになったとき 子どもにどう伝える?」

2016年02月24日(水)

全国で8万7千人あまり(推定値)

この数字は、“親ががんである18歳未満の子どもの数”です(去年11月 国立がん研究センターがん対策情報センター報告)。親ががんと診断された子どもの平均年齢は11.2歳。その子どもに親は自らのがんをどう伝えていくのか、そして宣告した後の親と子どもをどう支えていくのかを考えるセミナーが、今月、東京の国立がん研究センターで開かれました。(同センターのがんサバイバーシップ支援部主催)。

20160225_001.JPG当事者や家族だけでなく、病院の医療スタッフも大勢つめかけ、会場はほぼ満席。関心の高さを感じました(講演されているのは、放送大学大学院准教授で臨床心理士の小林真理子さん)。


「DNA型鑑定の死角」

2016年02月04日(木)

キャスターの山田賢治です。

日進月歩の科学技術。私たちはこれまで、数え切れない多くの恩恵を受けてきました。
しかし、“科学技術は人を豊かにするとは限らない”のではないか。

現在のDNA型鑑定の技術では、適切に運用すれば、1垓(10の20乗分)人に1人という精度で識別できます(ちなみに1億は「10の8乗」。世界の人口はおよそ70億)。犯罪捜査で決定的な証拠とされ、特定された人は犯人として疑われる余地はありません。しかし、そこに死角がありました。

2月4日(木)放送「最新DNA型鑑定 防げなかった冤(えん)罪」。
強かん事件の犯人とされ、1審で有罪判決を受けた青年。DNA型鑑定が有罪の根拠の一つとされたが、再鑑定が行われた結果、別人のDNA型が検出。今年1月の2審で逆転無罪判決が下されました。私はリポーターとして、2年4か月勾留された青年や、彼を支えた弁護士、そして逆転無罪につながるDNA型鑑定を行った法医学者にインタビューし、事件の真相に迫りました。



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再鑑定を行ったDNA型鑑定の第一人者、法医学者の押田茂實(おしだ・しげみ)さん


Road to Rio vol.66 「最後の1枠をつかみ取れ! ~シッティングバレーボール~」

2016年02月02日(火)

キャスターの山田賢治です。2016年はパラリンピックイヤー! 今年前半はリオに向けての最終予選や選考会が、様々な競技で行われます。
その一つが、シッティングバレーボール。最終予選は3月中旬に中国の杭州で開かれる2016 World ParaVolley Intercontinental 。世界の強豪が集まって競う枠は、たった1つです。出場がまだ決まっていないチームの中で、最上位に入らなければなりません。これまで取材を続けている女子チームの強化合宿にお邪魔しました。



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東京都の武蔵野市総合体育館での合宿。多くのサポートもあり、活気のある練習が繰り広げられていました。


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床に尻をつけて、座ってプレーするバレーボール。サーブ、ブロック、アタックなどで立ち上がったり飛び跳ねたりすると反則となります。ネットの高さは、男子1m15cm、女子1m05cm。障害の有無に関係なく一緒にプレーできる、国内の大会もあります。


「インタビューシリーズスタート!」

2016年02月01日(月)

こんにちは、キャスターの山田賢治です。体調崩していませんか。

今週の番組は、すべて私が、スタジオではなく現場に行きインタビューなどをしました。
「ネタは現場に落ちている」
現場に行ったからこそ聞けたことやわかったことが多いと、あらためて実感しました。
毎日それぞれ、個性のある番組が並んでいます。


月曜は「ヒトとなり」の1回目。春香クリスティーンさんがゲストでした。いかがでしたか?
テレビの画面からも、直接やりとりしていても明るく快活な印象の強い彼女ですが、見えないところで悩んでいることが多いようでした。今、彼女を支えているのは「仕事」。スケジュールがぎっしり詰まっていると自分を保つことができるそうですが、これがなくなると、「友だちがいないので孤立してしまうのではないか。考えられない。怖い。」と強い不安を口にします。


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春香さんの自宅にて。インタビューするのにイスが1つしかない…と困っていたら、組み立てられずに床に放置されているイスが!自分が座るイスを組み立ててインタビューしたのは、初めての経験でした。



「子どもの命を輝かせるために ~小児緩和ケア~」

2015年12月10日(木)

先月、都内で難病の子どもと家族の支援を考えるシンポジウムが開かれました。
病気と闘う子どものケアは、医療技術の進歩などで長期化し複雑化してきました。そうしたケアを在宅で行えるケースも増えてきましたが、身体的にも精神的にも家族の負担が大きいのが実情です。地域の中で孤立せずに、家族が暮らしていくためには何が必要なのか、親の会や医師、看護師が登壇して議論されました。


1210yamaken001.JPG会場は、福祉や医療に携わっている人、自治体職員、NPOのスタッフなどで満員。関心の高さがうかがえました。