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パラリンピック、東京開催なるか!

2013年09月06日(金)

2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が、
今週日曜の午前5時(日本時間)にいよいよ決まります!
果たして、3都市の中で東京が選ばれるのか。。。

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東京でオリンピックとパラリンピックが行われたのは、1964年。
今からおよそ半世紀前です。
NHKの近くには、競技が行われた国立代々木競技場があります。


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当時、山手線を越えるために架けられた五輪橋です。

追悼 詩人 塔和子さん

2013年08月30日(金)

詩人、塔和子さんが8月28日に亡くなりました。
83歳でした。ご冥福をお祈りします。

塔さんへの追悼の気持ちを込め、
そして塔さんが詩に注ぎ込んだ思いを皆さんと共有したく、
塔さんの誕生日である8月31日から今年9月30日まで、
番組動画を公開します。
どうぞご覧ください。

※動画の公開は9/30で終了させていただきました。ご視聴ありがとうございました。

みんな"仲間"~「がんサバイバーの時代」スタート~

2013年08月29日(木)

自分自身、あるいは自分の周りの人の中で、
「がん」をかつて経験した人や、
今、闘病中の人、亡くなった人はいませんか。
きっと、「がん」と無縁の人はほとんどいないと思います。

日本人の2人に1人は「がん」になり、
3人に1人は「がん」で亡くなる時代―――。
他人事ではない。
がんに“なった”人と“なっていない”人とは、
もはや対峙して違う立場にいるのではなく、
同じ方向を向いて、一緒に生きている仲間ではないか。


9月の特集テーマは「がん」です。
2日から放送が始まります。

"支える"ってなんだろう ~「子どもの虐待」から考える~

2013年08月26日(月)

みなさん、夏休みいかがお過ごしですか。
聞こえてくる、子どもたちの元気な声!
夏休みですから開放的になりますよね。

そんな子どもたちを夜の街から守りたいと、
私も、子どもが通う小学校のPTAが主催する
「おやじパトロール」に参加してきました。

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この集団の方があやしい!?

さて、「子どもたちを守る」ということで言いますと、
19日から22日まで放送した「シリーズ「子どもの虐待」どう救うのか?」
重いテーマですが、目を背けてはいけない問題です。
再放送もあります。26日から29日まで午後1時5分からです。
ぜひご覧ください。



このほど、新しい数字が厚生労働省から発表されました。
今年3月までの1年間に、
全国の児童相談所が把握した児童虐待の件数は、
前の年度よりも6800件以上増えて、およそ6万6800件と
過去最多に上ったそうです。
厚労省は「相次ぐ虐待事件で市民の関心が高まり、
周囲の人たちからの通報が増えているためではないか」と分析しています。


「実数が増えているかどうか」の分析も大事ですが、
“今、実際に虐待を受けて苦しんでいる子どもがいる”ことに
重心を置かないといけません。


そして、その子どもたちが大人になる。
大人になっても、心の傷が癒えず、生きづらさを感じている人も多い。
虐待を受けた人が自ら立ち上がろうとするエネルギーは、
生きるための必死の闘いから生まれるものです。


では、私たちはどう接したらいいのか。
22日の放送(再放送29日)で討論に参加された柳谷和美さんから、
次のようなメールが届きました。
一つの考え方として参考になるかと思い、
柳谷さんから了承をいただき、転載します。
子育ての参考にもなるのでは、と思います。

居場所はどこに

2013年08月22日(木)

入国管理法に違反した外国人を収容している、法務省の入国管理センター。
全国に3か所ある。
そこに長期収容されている人を支援している団体のメンバーに、
先日話を聞く機会があった。
外国人たちは、強制送還を前提に収容されているという。


「収容されている人たちは、
 いつ強制退去させられるかわからないストレス、
 国内にいる家族との離別、
 施設内での抑圧的な対応、
 薬の投与が中心の不十分な医療などで、
 健康を害してしまう人が多い。
 精神的に不安定になって個人間のトラブルも。
 どうしようもないというあきらめから、
 疲弊しているように見える」。


30代前半のアジア人男性は、父親の政治活動を手伝っていたが、
政情不安で身の危険を感じ、日本に来たという。
当初は、ある職業の就労ビザでやってきたが、
実際は、ある事情でその職業に就いていなかった。
それが発覚し、収容所に入れられたという。

『40歳』の誓い

2013年07月31日(水)

先日、誕生日を迎え、
40代に突入しました(パチパチパチ)。

この日を境に何か変化があるかな~と思いましたが、
ありませんよね。
なかなか実感が湧きません・・・
 

私は、昭和48年(1973年)生まれ。団塊ジュニアの世代です。
当時を振り返る映像や写真には、必ずと言っていいほど、
大人がトイレットペーパーを競って買うシーンが出てきます。
オイルショックによるトイレットペーパー騒動です。

この年の出生数は209万人(平成23年は105万人)。
私の小学校は学年6クラス、
中学校では多いときで12クラス。
同級生の仲間が多く、学校はいつもにぎやかでした。

私と同じ昭和48年生まれには、そうそうたる人たちが。
ヤンキースのイチローをはじめ、宮沢りえさん、反町隆史さん、
松島菜々子さん、篠原涼子さん、堺雅人さん、
SMAPの稲垣吾郎さん、大泉洋さん、友近さん、
シリーズ「未来へのアクション」にも出演している
ジャーナリストの津田大介さん、
TBSアナウンサーの安住さん・・・
(ほんの一部で、他にもたくさんの著名人が!)。


彼らの活躍には遠く及びませんが、いい刺激になります。


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女優/タレントの奥山佳恵さんも同学年(昭和49年3月生まれ)。
7月24日放送(31日再放送)

NHKハート展 夏(2) 「夏の音」、のゲストでした。  

 

がんフォーラムへのお誘い

2013年07月26日(金)

8月4日(日)に東京で開かれるNHKハートフォーラムの司会を務めます。
テーマは「がんと共に生きる ~がんになっても働き続けるために~」
まだ空きがあるようです。お越しになりませんか?
お待ちしています。

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重いテーマだな~と感じるかも知れませんが、そんなことはありません。
先日、出席するメンバーで打ち合わせをしましたが、話が出てくる、出てくる!
果たしてどんな展開になるのやら・・・

これは「がん」に限らず、すべての病気にも通ずることだという話も出ました。
生き方そのもの、という普遍的な話にも広がっていくことと思います。

ハートネットTVの9月のテーマは「がん」です。
日本人の2人に1人が患い、3人に1人の死因となっている病気です。
一方で、がんの種類や進行によっては
「治らない病気」ではなくなりつつあります。

もしかしたら自分が・・・、家族が・・・
一緒に考えていきたいです。


 

子どものてんかん

2013年07月08日(月)

先日、小児期のてんかん
(中学生までに発症した18歳までのてんかん。
小児人口のおよそ1%で見られる)の勉強会に行ってきました。

治るのが難しい種類のてんかんが一部あるものの、
治癒しやすいのは子どもだといいます。
適切なタイミングで、薬による適正な治療を施せば、
発作の抑制や治癒の可能性が高くなる。
そのためには、家族や学校、医師が連携して早期に気づき、
対応すること
が大事だということでした。
そのトライアングルのパイプを太くできれば。
 

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北里大学医学部講師の岩﨑俊之さんによる講演。
臨床で接している子どもの例を挙げながら、熱のこもったお話。

 

"自分らしく"生きる~シリーズ「認知症」スタート~

2013年06月26日(水)

7月、認知症を特集します。すでに収録が始まっています!

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知らないことばかり。当事者、専門家のみなさんに教えてもらっています。

考えされられること多々。
「親を介護するとしたら・・・」以上に、
「自分が認知症になったら・・・」と想像してしまいます。
もう40歳だから!?ということもある一方で、
現状の支援体制で
「自分が認知症になったらどんな生活になるのか」
といった不安が湧いてきたからでしょう。

こんなところにも"ユニバーサルデザイン"

2013年06月26日(水)

こんにちは、山田です。
身近に広がってきたユニバーサルデザイン
年齢や性別、障害に関係なく、
すべての人が商品・サービス・施設などを
快適に利用できるように配慮されたデザイン
のことを言います。

それをいつも手元に感じることになりました。
新しく作った名刺です。

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左:ユニバーサルデザインフォント  右:明朝体
違いは、一目瞭然。。。


どうですか!?
「ユニバーサルデザインフォント」というものです。
恥ずかしながら、知りませんでした。
明朝体ですと、文字の縦線が太く、横線が細いですが、
このフォントでは、縦、横の線の幅が広くなり、同じ太さ。
一つ一つの文字において空間の余裕があり、
年齢や障害の有無関係なく“誰も”が認識しやすく、読みやすい
フォントのサイズも大きく、インクの黒も濃くなっています。

新しい名刺にも“点字”を入れました。
名刺は「自分は誰か」を伝える1枚ですから、こだわりたいものです。


名刺1枚から話が広がる楽しさ、みなさんも味わってみてはいかがですか?