2014年02月25日(火)
オリンピックが終わりました。
結果というよりは、
スポーツを通して築き上げてきた、
選手一人一人のこれまでの生き様に魅せられました。
きっとパラリンピックでも!今から楽しみです。
来月7日(日本時間8日)、開幕です。
その開会式の実況で、現地ソチに行ってきます。
今、その準備に追われています。
今は、参加する外国の情報を集めて、
どんなコメントをしようか、思案中です。。。
自席で英語の資料と格闘中!
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2014年02月13日(木)
2月8日、関東を中心に大雪になったこの日。
私は、北海道旭川市にいました。
「ジャパンパラリンピック・クロスカントリースキー競技大会」の
取材のためです。
スカッと晴れわたり、朝は氷点下20度!
ここまで寒いのは初めての経験でした。
でも、会場のクロスカントリースキーコースには
朝早くからたくさんの人が!
普段、市民にも開放されていて、
この日も競技コース横のトラックでは、
朝早くから地元のみなさんが颯爽と滑っていました。
子どもたちの姿も。世界にはばたく選手が出てほしい!
選手たちは、この大会を調整に位置づけ、
ソチ本番へ本格的に調子を上げていくと話していました。
板に塗るワックスの調整も重要!雪温や雪質などを考慮し、どれを選択?塗る厚さは?
私が特に注目した選手は、ハートネットTVでも紹介した久保恒造選手です。
レースは圧勝。レース後も、ダッシュを繰り返し自分の走りを確認していました。
“目の前の敵”、そして“自分の中にある敵”と戦っています。
“目の前の敵”は、番組でも紹介した、地元ロシア勢。
そして、“自分の中にある敵”とは?
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2014年02月04日(火)
- 投稿者:アナウンサー
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先日、ある映画を見た。
タイトルは「セッションズ」。
「障害者の性」というテーマを、ユーモアを交えて真正面にとらえた映画で、
実話をもとに作られた。
見終わった後、主人公の人生にさわやかさを感じながらも、
私自身これまで意識してこなかった題材だっただけに、
深く考えさせられた。
6歳の時にかかったポリオが原因で、首から下が麻痺し、
重度の呼吸障害を抱えるマーク・オブライアン。
詩人でジャーナリストの38歳だ(1999年に49歳で死去)。
マーク(ジョン・ホークス) 自分で動くことはできない。
巨大な呼吸器に入って1日の大半を過ごす
(C)2012 Twentieth Century Fox
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2014年01月31日(金)
1月27日、
「ジャパンパラリンピック・アルペンスキー競技大会」を取材してきました。
ソチパラリンピックを前にした特集番組や、
現地で開会式の実況を担当するためです。
場所は、長野県の白馬八方尾根スキー場。
朝は氷点下10度と冷え込みましたが、日中は絶好のスキー日和!
取材ではなかったら~と思ってしまいました。。。
青空と雪とのコントラストが見事でした
アルペンスキーの競技を見るのは初めて。
チェアスキーのスピードとターンの力強さに迫力があり、正直驚きました。
番組で選手たちに話を聞いたことを実感!
やはり、直接現場で感じることが大事ですね。
フィニッシュライン付近。
「ああ、滑らない!」「▲▲のあたりはきつかった!」など、ゴール後すぐ叫ぶ選手も。
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2014年01月23日(木)
- 投稿者:アナウンサー
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先月から、「マイスタイルマイライフ 障害とともに」というテーマで
放送やブログを通し、展開してきました。
障害者の尊厳と権利を保障することを目的とした、
国連の障害者権利条約が、去年、国会で承認されたことを受けて、
日本の国連大使が国連に条約の批准書を提出し、
日本が140番目の締約国へ。
大事なのは、まさに“これから”です。
「障害」とは何か。
障害のある人の“障害”だけでなく、
合理的配慮の欠如など社会の中にある“生きづらさ”ではないでしょうか。
では、その生きづらさを少しでも軽減するためには、
何が必要か。先日、ある講演会に出ました。
「『自立』の反対の言葉は何だと思いますか」
私は、「依存」ととっさに頭に浮かびました。
ですが、のちのち、それは違うことに気づかされます。
質問を投げかけたのは、
小児科医で東京大学特任講師の熊谷晋一郎さんです。
熊谷さんは仮死状態で生まれ、後遺症の脳性まひで手足が不自由です。
障害がありながら生きていくためには・・・。
熊谷晋一郎さん。自ら障害のある人自身を研究する「当事者研究」をしている。
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2014年01月20日(月)
- 投稿者:アナウンサー
- カテゴリ:ヤマケンボイス
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子どもの頃、よく泣いていました。野球の大会で敗れた毎に。
それも、周りがちょっと驚く泣き方で。
試合に負けた悔しさ、頑張ってきた喜び、
仲間と野球をするのは最後だという悲しさなど、
すべての感情が涙としてあふれ出てきたのです。
でも、最近、泣くことはほとんどなくなりました。
泣きたいことは多々ありますが…。
先日、自ら泣こうとする
「涙活(るいかつ)」というイベントに行ってきました。
泣くに泣けない人が多い中、泣いてストレスを発散してもらおうと、
落語ならぬ「泣語(なくご)」という泣ける話を聞いたり、
感動や共感して泣ける動画を見たりと1時間半のプログラムです。
8本の動画を並べた作品を鑑賞(イベントプランナー 寺井広樹さん提供)
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2014年01月15日(水)
開幕まで2か月を切ったソチパラリンピック。
活躍が期待される選手を番組で紹介する中で感じたことなど、
「私の視点」を書き連ねていきます。
番組ではタレントの吉木りささんと、選手や競技の魅力に迫っています!
私はかつて、スポーツ実況の仕事もしていました。
選手と接する中でいつも感じていたこと。
それは、“一流のアスリート”には「美しさ」があることです。
「美しさ」と一口に言っても、様々あります。
動きの美しさ、筋肉美、競技に向き合う心の美しさ、
歩んできた人生の美しさ・・・。
スポーツに魅力を感じるのは、記録や勝負だけでなく、
この「美しさ」があるからではないでしょうか。
私自身、パラリンピックに関わるのはロンドンに続いて2回目です。
接してきたどの選手からも「美しさ」を感じています。
その「美しさ」の根底には、
“人間が本来持つ対応能力、ひいては底力”があると思います。
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2014年01月07日(火)
- 投稿者:アナウンサー
- カテゴリ:ヤマケンボイス
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みなさん、年末年始はどう過ごしましたか。
私は遠出することなく、
ランニングして食べて飲んで、を繰り返しました(笑)。
休暇を取ることで、自分を見つめ直したり、
次への新たな力が湧いたりすることをあらためて実感しました。
ランニング中、きれいな夕日に遭遇!
さてさて、今年も「ハートネットTV」をどうぞよろしくお願いいたします。
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2013年12月27日(金)
- 投稿者:アナウンサー
- カテゴリ:ヤマケンボイス
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師走。お正月の足音も聞こえるようになってきました。
今年もハートネットTVをご覧いただき、ありがとうございました。
番組2年目に入り、「見ていますよ」という声を聞くことが増え、
本当にうれしく思います。
一方で、番組で取り上げているような問題への関心の広がりは、
十分でないと感じています。
来年も、少しずつでも、生きづらさを抱えている人が前を向いていけるように、
多くの人の心に届く番組を作っていきたいと決意を強くしています。
「前を向いて歩いていく」
もうすぐ震災から3年を迎える被災地では、
少しずつ変化が見られています。
今年最後のブログは、東日本大震災の被災地の現状についてです。
今月、宮城県東松島市と福島県南相馬市に向かいました。
東松島では、地区をまとめている人、仮設住宅に入っている人など、
みなさんの“今の”声を2か所で聞きました。
去年、番組取材でお会いした人もいらっしゃいました。
仮設住宅の集会所の壁に貼られていました。「あおいくま」が皆さんの合言葉。
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2013年12月25日(水)
- 投稿者:アナウンサー
- カテゴリ:ヤマケンボイス
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この季節、毎年楽しみにしているものがある。
りんごだ。
青森の祖父が「ここのりんごは絶品!」という
りんご園から、毎年届く。
驚くほど蜜がたっぷり。2つに割ったときに見える蜜の量に、つい頬が緩む。
その祖父がこの世を去り、差出人が祖母になった2回目の冬である。
「おいしいね」
朝、1個のりんごを4人で分け、家族の1日が始まる。
祖父母への感謝の思いをかみしめながら。
1個のりんごとの出会い。
そのおかげで、命を繋ぐことができたという映画を先日見た。
ドキュメンタリー映画「いのちの林檎」。
鑑賞中、何度目を閉じ、ため息をついただろう。
「化学物質過敏症」。どれくらいの人が知っているだろうか。
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