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小島慶子さんからのメッセージ 《第6回「700通の声から 未来へ」》

2013年04月25日(木)

4/25放送
シリーズ 発達障害の子どもとともに
第6回「700通の声から 未来へ」

にご出演の小島慶子さんに収録の感想を聞きました。

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《小島慶子さんプロフィール》
タレント、エッセイスト。テレビなどへの出演だけでなく、
各誌でエッセイを執筆するなど、多彩な活躍を見せている。
近著に『女たちの武装解除』。
昨年、1年間に渡ってお伝えしたシリーズ企画
「カキコミ!深層リサーチ」に出演。

 

Q.収録の感想を聞かせてください。

カキコミをしてくださったかなでさんと電話で直接お話できたのが
嬉しかったです。
話していて感じたのは、かなでさんの話しやすくて優しい人柄です。
星山さんもおっしゃっていましたけども、
“障害”という枠で物事を考えようとすると、
「障害者」「障害者の親」という捉え方をしがちですが、
それ以前に「かなでさんって素敵な人だな」とか、「魅力的だよね」という、
それぞれの人柄がまずあるわけですよね。
その上で、その方々が発達障害のある子どもの親だったり、
障害がある当事者だったりするんです。
ごく当たり前のことですが、
直接生の声を聞くという体験を通じて改めて実感しました。

 

Q.今回700通ものカキコミを頂きました。
それだけ悩んでいる方が多いということだと思いますが、
改めて当事者の方たちへメッセージをいただけますか。


「発達障害とは何か」という知識を広くたくさんの人が共有するのは
大事だと思うんです。
それがなされてないから孤立している方がいらっしゃるのもわかりました。
ただ広く知識を共有するのと同時に、
苦しいこととか、嬉しいことを伝えるのも大切ですし、
それから(当事者にとって)何が一番必要なのかという優先順位は
個別にあって、当事者の数だけ発達障害の実感があるというのも
忘れちゃいけないなって思ったんです。

700ものカキコミをいただいたけど、
もちろん私はすべての発達障害の方のお話を聞いたわけでもないし、
それ以外にもたくさん当事者の方がいらっしゃるわけなので、
全体像なんてそんな簡単に一言では言えません。
でもこれだけカキコミをいただいたってことは、
みなさんがどこかで「自分以外の人とつながりたい」、
「自分と同じような思いをしている人がいるかもしれない」、
「自分と違うケースだとどうだろう」という気持ちをお持ちなんだと思うので、
ぜひこの番組が発達障害の方、当事者同士の出会う場でもあって欲しいし、
わずかな力かもしれないけど
発達障害のことをよく知らない人たちに当事者の方の声を届け、
知識を広めるための場になれればなと思っています。

 

シリーズ 発達障害の子どもとともに

第6回「700通の声から 未来へ」
2013年4月25日(木) 20時00分から20時29分 Eテレ
  [再放送] 5月2日(月) 13時05分から13時34分 Eテレ

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