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ブレイクスルー File.52
“伝えること”を諦めない ―映画監督・豪田トモ―

この放送回の番組まるごとテキストを掲載しています

  • 2016年5月16日(月曜)再放送2016年5月23日(月曜)
出演者
風間 俊介さん(俳優)
豪田 トモさん(映画監督)
オープニング・エンディング音楽:若旦那さん(歌手)

ブレイクスルー File.52 “伝えること”を諦めない ―映画監督・豪田トモ―番組概要を見る

「家族・命・絆」を伝え続ける 映画監督・豪田トモとは

(VTR)

トモ:おはようございま~す

命が生まれるって、一体、どういうことなんだろう…?
その問いに正面から向きあった映画が今、口コミで大きな評判を呼んでいます。

伴まどか:だってさ、姿見たことないのにこんなに好きなんだよ。そんな事ないよ。そう思わない?

伴真和:わからん。俺まだ現実味ないもん。これ愛してる~!って思っても、お腹だもん

伴まどか:あ、そっか

映画「生まれる」。
出産の喜びや葛藤を通して、生きることの大切さを見つめるドキュメンタリーです。

関根:あ、動いた、動いた。手を動かしてる。カワイイねぇ~。

公開は6年前。
映画を見た人が、もっと多くの人に見せたいと上映会を次々に企画。
今なお、広がり続けています。

お客さん1:当たり前に思ってたことが奇跡的だと思った

お客さん2:今日も子どもを置いてきたんですけど、会いたくなる。ね。

監督は、豪田トモさん。
一貫して追いかけるテーマは、「家族」
自らも家族との関係に悩みながら、映画で表現してきました。

厳格な父、母は、体が弱い弟の世話で手一杯。
孤独な幼少期を過ごしました。

トモ:親に愛されている、認められていると思っていなかった僕は、誰かに認められたい、愛されたいっていう欲求、気持ちっていうのはすごく強いものがあって

その思いを映画に託し、多くの家族を撮影し続けてきたトモさん。
今、レンズの向こうに見える“家族“とは…。

映画制作で気づかされた”命”の尊さ

トモ:よし、とりあえず、これだけ持って行きまぁす。

今日は、撮影。
プロデューサーで、妻の朋子さんと現場へ向かいます。

トモ&
妻・朋子
おはようございまぁ~す!おこしてないですよね?!

直子:全然。今日はめずらしくバッチリだよ。

松本直子さん、哲(あきら)さん。
映画「うまれる」以降も撮影を続けています。

トモ:虎ちゃんを撮らして頂いてこうかな。

直子:どうぞ

トモ:まずは、おねんねを

直子:マジで!?あそこ、すごいことになってるよ!

トモ:本当?やめとく?

直子:でも、本人と周りだけだったらいいよ(笑)

トモ:了解

直子:もう、トモさんがどんどん撮ってくれるのは慣れているんで、どうぞ。(笑)

信頼関係をまず築き、ありのままの姿を撮るのが、トモさんのスタイルです。
虎ちゃんこと、虎大(とらひろ)くん。
18トリソミーという、染色体の異常による重い病気を持って生まれてきました。

直子:今日はねチューブ交換だからさ、もうボロボロなの。この辺が。

出会ったのは、生後間もない頃。
うまれること自体、難しいとされる病。
医師からは、心臓や肺などの機能が弱く、長くは生きられないと言われていました。

直子:生まれてきてくれてもどうしようかなぁという不安の方がもう先に。
でも、とにかく生まれた瞬間、そんなことはどうでも良くて、おぉ、良く来た良く来たみたいな。
そんな感じでしたね。

「命の危険」と隣合わせの日常。
でも、トモさんが撮り続けてきたのは、不安に揺れる姿だけではありません。
どの家族にもある何気ない日々の1コマ1コマを丹念に記録し続けてきました。

トモ:虎ちゃん、おはよう
虎ちゃん、アンクルトモだよ。あれまたなんか大きくなったねぇ。すごい顔つきがまたキリリと。

生きるっていうことの原点に帰れるっていうか、もう毎日、目が覚めて生きているっていうことだけでもいいことなんだよっていう虎ちゃんから、学ばせてもらえるところではありますけどね。

この日撮影するのは、虎ちゃん一家が、特に楽しみにしているイベント。
満開の桜の下。3人一緒に迎えるお花見です。
虎ちゃんが退院した日、初めて見た花が、満開の桜。

直子:今日も桜の花を見に来ました。
最近は、桜を見に来ると、俺もニコニコしてくれるからうれしー!すごいね、すごいね。やったー!

トモ:虎ちゃんもね今はすごく元気にされてますけど、最初の頃ってね分からなかったから、その、桜に対してもそういう思いがあったのかなぁなんて思ったりしますけど

哲:一瞬を大切にとか、今、頑張っている姿を焼きつけるだとか。やっぱり重ねるところはあるかなって。桜の…

トモ:どうですか?桜は。キレイでしょー。ねぇ。

子どもと一緒に過ごす時間、これは決して当たり前のものではなくって、奇跡の連続の上に成り立っていて、宝物のような時間になるんですよね。
一瞬一瞬が大事なんだよって、口で言うのは簡単なんですけど、でも虎ちゃんがそれをね、身体で示してくれてるっていうのは、やっぱり大きいですよね。

(VTR終了 スタジオでのトーク)

風間:今日は、映画監督の豪田トモさんにお話を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。

トモ:よろしくお願いします。

風間:でもやっぱり、VTRの中で虎ちゃん大きくなってましたね。

トモ:大きくなっていますね。
1年間生きられる確率が10%しかありませんって言われていたお子さんだから。そう考えると感慨深いし、僕も何て言うのかな、叔父の気分ですよね。

風間:この虎ちゃんを抱いているトモさんの顔とかは、取材対象ではなくて、もう人間、人としての関係っていう感じがしたんですけれど、そこら辺はどうなんですか?

トモ:そうですね、今VTR見てたら客観性ゼロだなと思って。今見ていましたけれど。でも僕はね、第三者的に撮るっていう事が逆に僕は嘘っぽいような気がしていて、またテーマ的にもね、命とか家族に対して僕は客観的になるというよりも、主観的になった方が僕としては学びは多いし、多分そこから見る作品というのはまた新しい魅力があるんじゃないかなと思うので、僕は主観的にというか、僕の目で見たものでお伝えするという事しかね、なかなか出来ない部分はあるんですけれどね。

風間:この映画を撮って、どう変わりましたか。

トモ:でも、やっぱ命が目の前で生まれる事って説明のしようがないっていうかね、どんな親も感謝と感動と祝福で子どもを迎えるんだよなと思ったり。親が親が生んでくれたから自分はここにいるっていうのも頭では理解している。だけどそれが感謝で繋がっていなかったというのは、自分が心で感じる経験が無かったんですよね。だけど「うまれる」を作らせてもらって、いろいろ心で感じる機会が出来たからこそ、自分もちゃんと愛されて生まれて育てられたんだろうなっていうのを感じる力っていうのがついたような気がしますね。

愛着障害を乗り越えて… 家族との和解で得た本当の幸せ

(VTR)

トモ:きゃぁー、ホールケーキじゃない!

この日は、トモさんの誕生日。実家に家族が集まりました。
いつもなごやかな、豪田家。
しかし、ここまで来るには、長い年月が必要でした。
トモさんは4人家族。母親は体の弱い弟の看病につきっきり。
厳格で仕事一筋の父親とも、触れ合う機会がほとんどありませんでした。

母・美佐子:とにかくこの子(次男)が生きるか死ぬかじゃないですけど、大変だったので夜も夜中もね、もう大変だったんで。寂しい思いをさせたと思います。

「誰かに、認められたい」
そんな想いから行き着いたのが、大好きな映画を撮ることでした。

トモ:誰かに認められたい、愛されたいっていう欲求、気持ちっていうのはすごく強いものがあって、映画監督になって人に認めてもらわないと僕は生きていけないって思ってたから

29歳で会社員を辞め、カナダへ留学。
帰国後は、映像クリエイターとして活躍、夢を叶えたトモさん。
しかし、父親は理解してくれませんでした。

トモ:お父さんは、いつ辞めるんだ。いつ辞めるんだって言ってて。

父・正彦:そりゃ、そうだよな
監督だったら当たるも八卦でわからないから。生活力ないんじゃないかという意味でね。早く辞めろと言っていました。会う度に言っていたんじゃないの

トモ:それもまた僕としては、自分の可能性、能力を信じてもらえてないって事じゃない。自分を認めてもらってないって事だから。だから凄く嫌でしたよね。

父・正彦:認めてないんじゃない。認めているから早く辞めろと。

トモ:そういう親子のボタンの掛け違いって事ですね。

そんな時、仕事である産婦人科医の講演会を撮影します。
そこで、人生を変える言葉に出会います。
「子どもは親を選んで生まれてくる」
反発してきた親を選んだのは実は自分なのかもしれない…。想像すらしなかった視点でした。

トモ:それまでずっとね、愛してくれない親が悪い、認めてくれない親が悪いって全部親のせいにしてきたし、だけど、自分が選んだんだったら自分にも責任があるかもしれないなと。自分で親との関係を改善してかなきゃいけないんだ、自分が変わんなきゃいけないんだっていうのをすごく思いましたね。

「変わるために…」
トモさんは、1本の映画を撮り始めます。それが「うまれる」でした。
「子どもは親を選んでうまれてくる」という言葉をモチーフに40組に及ぶ親子を撮影。

子どもA:ずっとお母さんのところだけ見てた

子どもB:世界中見て、それでママが良かったからに選んだ。寂しそうだったから。僕が行ったら寂しくなくなるかな~と思ったから。

ママB:ママを選んで来たんだよ。って。産んでくれてありがとうって言ったんで。


撮影を重ねる中で親への思いは、いつの間にか変わっていました。

トモ:一人残らず親は子を愛しているのを僕は目の前で見てきたんで。なんか本当に僕が生まれたばっかくらいのアルバムを見たんですけどね、それを見たら、僕が取材させて頂いているご両親と同じ顔を僕の親がしているんですよ。アルバムの中で。と考えたら、僕はやっぱり祝福されて生まれてきたんじゃないかって思えるようになったし…。

映画の制作中にトモさんは、一通のメールを両親に送ります。これまで言えなかった素直な気持ちです。
すると、映画の完成披露パーティーで、父親が思いもよらないスピーチをしてくれました。

トモ:「誇らしい息子を持ちました」っていうようなことを言ってくれて、それは、僕が憶えてる中で初めて父親に褒められた。認めてもらえたっていう感じを持った言葉だったんですよね。もしかしたら俺、このために映画作っていったのかなと。親に認めてもらうために映画を作ろうと頑張ってきたのかなっていうのはその時に気づきましたね。

(VTR終了 スタジオでのトーク)

風間:僕自身は「親を選んで生まれてきた」っていうのに、まだしっくりきていないんですね。

トモ:子どもが親を選ぶとは僕は100%言い切れない部分もあるし、信じられない部分もあるんですけれど、それよりも僕にとって大きかったのが、そういう考え方もあるよっていうので、人生の捉え直しが出来たという事なんですよね。よく考えたら世の中起きること、自分に起きる事って苦しんだり悲しんだりする事が多いわけですよね、嫌な事だったりとか。でもそれを君が親を選んだかもしれないねって言う風にとらえ方を変えてくれたように、いろんなネガティブな物事であったり、マイナスの事っていうののとらえ方を変えるという事がすごく出来るようになったのが大きいなという風に僕は思っていますね。

風間:お父様から「誇らしい息子です」って言う一言が出た時って、やっぱりその人にも認められたいっていうのがずっとあったのかなと思って。他の人に誉められる機会って絶対僕はあったと思うんですね。いろんな方に誉めていただく、認めていただくっていうのは…。

トモ:もちろん傷を埋める作業にはなるんだけれど、でも心の傷って親でないと埋められないパートがどこかにあるんじゃないかなと思うんですよね。ここにこう傷があったとしたら、他の家族じゃない人でも埋められるパートがここぐらいあったとしても、どうしても親にしか埋められない傷のパートっていうのがこの辺に何割か残るような気がしますね。

風間:今なお親御さんとの関係がうまくいってない人も世の中には山ほどいて、伝えるって事の難しさとか大事さとか。

トモ:長年長いこと続いているわだかまりが一夜で解決出来るような奇跡はないので。必ず子どもから親にはき出さないといけないんですよ。今までこういう風に思っていて嫌だったとか、こういう風にされて嫌だった。そうしないと親がそれが嫌だったこと、親がしちゃいけない事だったっていうのが親が分からないから。だけどそのはき出したら逆に親としては「ふざけんなよ」という風に逆ギレというかね。親も子どもに向き合われる事によって受け入れられない親御さんもいらっしゃるから。

風間:仮にボロボロに負けたとしても。今の話聞いてて、やっぱり古傷を治そうと思ったら1回傷口開けて、もう1回血を出すしかないんだなと思って。

トモ:それで血が出たから意味がないかっていうと、それはそれで学ぶ事だったり成長する事もあると思うし。

風間:トラウマだったりとか、コンプレックスだったりとか傷っていうのはどうしていったらいいですかね。

トモ:愛着のトラウマってもちろん、生きづらさとか人間関係が難しくなったりとか、場合によっては自殺だったり引きこもりだったり、依存症だったりっていう負の部分もいっぱいあるんですけれど。でもね、ポジティブな部分も結構あって。親に無条件に与えられなかった愛情と信頼っていうのは無意識のうちに誰かに欲しいって思うようになるんですね。要は自分を見て欲しいっていう事からエネルギーがすごく強くなったり、表現力がすごく巧みになったり、だから決してマイナスの部分だけじゃなくて、愛されなかった、認められなかったからこそ来る反転のエネルギーという部分に注目していただけると、そこからまた自分が成長する部分っていうのもあるんじゃないかなと思いますね。

風間:プラスに変化するのはもちろん大変なんですけれど。糧とするしか無いのかなって。マイナスを受けちゃったらそれを掲げるしか無い時っていうのはあるのかなと思いますね。

”伝わるよう”に伝えるために…

(VTR)

詩草:よぉぉ~い、ドン!

トモ:待て待て待て~!


トモさんも今、一人の父親として悩みと向き合っています。

トモ:お料理作る時に一番最初にすることはなんだっけ?

詩草:手を洗う?

トモ:あったりぃ!!

一人娘、詩草(しぐさ)ちゃんとの関係です。
父親になって、初めて身にしみる、子育ての難しさ。

トモ:上手でしょ!…あんま上手じゃないか。

詩草:できない。変な形。

トモ:どれどれ、出来てるじゃん。出来てる。出来てる。どれができてないと思ってんの?

詩草:パパみたいな…

トモ:全然できてるよ。上手上手
1~2歳くらいの頃ですかね、パパ嫌嫌期みたいなのがあったりして、僕自身も詩草とどう向き合っていったりすればいいのかよくわかんなくなった。「ママ、ママ」っていう感じだから僕の居場所とかがなくって、家族と居る幸せっていうのをちょっと感じられない時があったりして

じっくり向き合いたいと始めたのが、毎週金曜日の”パパナイト”。詩草ちゃんと2人だけで過ごすことにしています。
「自分の想いを伝えるには、自ら踏み出す」。トモさんが映画で掴んだ、”家族の絆”の作り方です。

トモ:自分で心の中で思ってもそれを表現しない限りは伝わらないし、表現しても伝わらない時あるんですよね。愛情とか感謝って。だからこそ、伝え続けないといけないし、相手に伝わるように伝えなきゃいけないっていうのは子育てにおいても映画作りにおいても僕がすごくモットーとしているところでもありますね。

(VTR終了 スタジオでのトーク)

風間:パパ嫌嫌期は寂しかったですか。

トモ:ていうか、居場所がないっていうかね。幸せじゃないっていうか。我が娘に嫌われるってすごく嫌じゃないですか。しかも1歳何ヶ月のね。だからそこでやっぱり娘に伝わるようにするには、マンツーマンでいくしかないなと思って、逆に嫌嫌期があったからこそパパナイトとかっていうのを考えて、難しい時だからこそ向き合わないといけないなっていう風に思って、それが映画に出ていただいた方々から実は学んだ事もあるんですよね。難しい時こそ向き合っていこうっていう。

風間:パパ嫌って娘さんがなって、負の歯車が周り出す瞬間だと思うんですよね。やっぱりそういう何かがスタートした時には手を打つっていうのは確かに必要なのかなと思いますね。

トモ:どうしても、親子関係の負の連鎖って知らず知らずのうちに連鎖していってしまうんですよね。僕のような生きづらさっていうのは娘に味あわせたくないなっていうのもあるんですよね。
やっぱりこれは気づいた人が止めていかないと、ずっとそのままになってしまうし。

風間:映画で”命”っていう事に対して向き合ったり、”愛情”っていうものに向き合ってらっしゃったと思うんですけれど、今それに絶望して自分から命を絶ったりする人達も沢山いるじゃないですか。この映画を作った上でそういう人達に対してどう思われますか。

トモ:この存在価値、生きているだけでいい生まれてきただけでそれは素晴らしい事で、本当に1日1日を過ごすっていうのはものすごい奇跡的な事なんですよね、考え方によっては。
普段僕らが当たり前としてやっている事って、見方を変えれば本当に奇跡の連続で、ありがたい事で当たり前の事ではないっていうのはすごく思う事ではあるんですけれどね。

風間:きっと真っ暗闇の中にいる時には、何かそうやって言ってくれるかもしれないっていう言葉が届かない所にいるんだろうなって思うと、幼い時からその感覚ってあったらそっちには行かないんだろうなって思いますね。
今後、どのような映画監督になっていきたいですか。

トモ:親との関係で悩まれて生きづらさを感じている方々ってすごくいっぱいいらっしゃるから、そういった方々に何か助けになる、役に立てるようなものが作れたらいいなと。
この世ははきだめだとか、この世は地獄だって思う人もいるかもしれないけれど、でも僕はこの世は素晴らしいものだと言う風に思っている前提があるから、だから作品の中でもやっぱり最終的にはいろいろあるけれど、いろいろ辛い事悲しい事あるけれど、でも生きてて良かった、生まれて良かった、この世って捨てたもんじゃないよねっていう風に思っていただけるような作品に作りたいとは思っていますけれどね。

広がるメッセージと家族の形

(VTR)

映画を通してつながった人たちが訪れる豪田家。

成田:こんにちは~

トモ:今日は、詩草もお出迎え

成田:ホントだ。今日はピンクだよ

詩草:きゃーー!


今では家族ぐるみの付き合い
成田さんは養護施設出身「家族」とはあまり縁がなかった
結婚や父親になることに自信を持てずにいた

成田:イメージが本当に無いので。何かそういうのに自分がなれるのかなっていざ自分目線で見た時に、ちょっと怖いとか、不安っていう方が大きかったんですかね。

トモさんの家族と一緒に過ごす中ある変化が

成田:笑わなかったんですよ。
笑い方が分からなくて。
ここの家庭がよく笑うので、いると絶対笑う感じになるんで。

妻・朋子:でも確かにね、最初の頃は、ちょっと、ちょっととんがってたもんね。もっと。

成田:変わったんですよ。

トモ:あ、そうなんだ。

成田:変わったんですよ。

取材者家庭を持ちたいですか?

成田:見てて、イメージがわいたので、持ちたいなと思うようにはなりました。なのでなんとかなるかなとは思うようになりました。

トモ:翼くんの不安とかね、そういうのはすごくよくわかるし、家庭を持つことに自信がないという人はやっぱり翼くんの後ろに何百万人単位で見えるから、だから次の作品はそういう人たちにとって勇気づけられるようなものになったらいいな。そういう意味では、翼くんが変わってくれたんだったら目的達成なんだけどね。(笑)

成田:ひとりと言わずに…

メッセージが届くまで…トモさんの挑戦は続く

トモ:これ子ども。詩草くらいだよ

トモ:これは、ママとパパ

妻・朋子:えぇ?パパとママどこにいる?

トモ:これ

妻・朋子:ほんとだ。詩草どれ?

トモ:これ。詩草どれ?

詩草:これ、これも3人いるよ

最近あなたは家族に何を伝えましたか?

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