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シリーズ 「施設」で育った私
第3回 “最後の砦” 自立援助ホーム

この放送回の番組まるごとテキストを掲載しています

  • 2014年7月3日(木曜)再放送2014年7月10日(木曜)

出演者
サヘル・ローズさん(タレント、女優、キャスター)
西澤 哲さん(山梨県立大学教授)

シリーズ 「施設」で育った私  第3回 “最後の砦” 自立援助ホーム の番組概要を見る

“最後の砦” 自立援助ホーム

(VTR)

なぜ私には親がいないの?
私の居場所はどこにあるの?
シリーズ「施設」で育った私。
親の離婚や、病気、虐待。
さまざまな事情で親と離れて、児童養護施設などで育つ子どもたち。
心の傷を抱えたまま大人になった時、さまざまな壁にぶつかり、自立に苦しむ人が後を絶ちません。

女子:いえやはよ!

第3回は自立援助ホーム。
さまざまな事情により児童養護施設などで、支援が受けられない若者たちが生活しています。
職員は精いっぱい向き合いますが、自立への道は簡単ではありません。

出水:なんでなんかなっていうのを知りたい。
どうしたんかな、何で困ってるんかなっていうのを知りたい。
考えよう、これからのこと。まじめに。

こうした中地域とのつながりを生かし、若者を支えようという取り組みが始まっています。

職員:職場関係はうまくいっておりますでしょうか?

社長:たまにお昼ご飯とかもね(一緒に)行ったりすることあるんやって。

香川県の自立援助ホームでは地元企業の協力を得て、若者たちの就労をサポートしています。

伊藤:全部今僕が任されよんで、まぁ嬉しいですよね、自分期待されよんだなと思って。

シリーズ「施設で育った私」。
第3回は 自立援助ホームの取り組みから考えます。

(VTR終了。スタジオでのトーク)

山田:こんばんは、「ハートネットTV」です。
「シリーズ“施設”で育った私」。
第3回は、親と暮らせない若者の最後の砦ともいわれる自立援助ホームについてです。
自立援助ホームは18歳になっても自立の準備ができていない人や、さまざまな事情で児童養護施設などの支援が受けられなくなった人たちが 入所する最後の受け皿になっています。
しかし、その現場は厳しい状況にあります。
まずは愛媛県の自立援助ホームの実態からご覧頂きます。

(VTR)

午前10時20分。
この日も職員が一人、入所する若者たちが起きてくるのを待っていました。
せっかく用意した朝食も手つかずのままです。
職員の出水薫さんです。
待っている間いつも自問自答を繰り返しているといいます。

出水:正直なところどういう風に声かけすれば彼らのやる気を奮起させられるか、職員自身が悩んでる。難しいです、全然わからない。

おはよう。ごはん食べんの?

男子:食べん。

12時前。ようやく起きてきました。
入所しているのは15歳から18歳の男女4人。
集団生活になじめなかったり、年齢やさまざまな事情で児童養護施設などにいられなくなった若者たちです。

佐々木:はぁ…めんどくせーなー。

出水:めんどくさい?

佐々木遼さん18歳です。
幼い頃から父親に虐待を受けてきました。

佐々木:父親にこれ(殴る真似する)やられた。

去年の夏、ついに耐えきれなくなり家出。
2か月間、公園で寝泊まりした末、このホームにたどりつきました。
入所して間もなく1年。
定時制高校に通い、落ち着いた生活を取り戻していましたが、このところ学校を休みがちです。

佐々木:ちょっと…人との関わりでストレスっつうか…いろいろ…。
行かないといけないっていうのもここ一週間あるんですよあるんですけど、人とかと相談したことないから。

取材者:相談するの苦手?

佐々木:うん。俺言葉出てこんもん。

長い間虐待を受け、何を言っても否定され続けてきた佐々木さん。
自分の気持ちをうまく言葉にする事ができません。

佐々木:俺がぶち開けた。

取材者:なんで?

佐々木:最近ストレスがたまることもでてきたな、なんかちょっと…。
イライラすることが増えてきた。

出水:失礼します。

この自立援助ホームは2年前、弁護士と大学の准教授が中心となって設立しました。
少年犯罪などを扱う弁護士の森保道さん。
どこにも行き場のない若者たちの存在に心を痛めてきました。
ホームの職員には児童養護施設で働いた経験者や、熱意のある若者を採用し運営を始めました。

森:暴力にさらされてる状態や貧困や尊厳が傷つけられてるような状態ですから、そこは社会としての責任があると思いますのでケアしていかないといけない。
その中で元々持っている力を発揮してもらえる場所になるといいと思います。

ホームが出来て2年。
現場は予想以上の難しさを抱えています。
この日も、決められた夕食の時間を過ぎても1人が帰ってきません。

出水:もう8時やで。

父親から虐待を受けていた佐々木遼さんです。
職員の出水さんに、夕食の時間には必ず帰ると約束をしていました。

出水:毎度のことなので、どうしたもんかなと。

夜10時過ぎ。
佐々木さんがゲームセンターから帰ってきました。
ここ2週間、学校やアルバイトを無断で休んでいます。
心配した出水さん佐々木さんと向き合います。

出水:一応、ごめんなさいって伝えることは必要やと思うんよ。それはどうして?難しい?
怒ってるわけじゃないんよ、注意したいんじゃなくて、なんでなんかなっていうのを知りたい。
どうしたんかな、何で困ってるんかなっていうのを知りたいだけよ。
考えよう、これからのこと。まじめに。

なかなか気持ちを話せない佐々木さんに、出水さんはなんとか寄り添おうとします。

出水:彼が学校に行ってないのが悪いとか、そういうことを言いたいんじゃなくて。
僕らが、何があって心配している、そばにいる、とうのを伝えたかった。

女子:そんだったらうちにどう言えいうんか、教えてくれや逆に!

出水さんが、ほかの若者の対応に追われていた時でした。
ホームのルールを守らない佐々木さんの態度に17歳の女性が怒りを爆発させました。

女性:おまえマジで何様のつもりなん。言えやはよ!

佐々木:そんなに(身体を)痛めつけないで。

女性:お前にうちのなにがわかるんだ。
じゃあうちどうやってストレス発散せいって言うん。まじ教えてくれや。
理解できんかもしれんけど。

1人の行動が ほかの若者たちの心理状態にも大きく影響します。
女性は、自分の部屋に戻っても感情を抑えられませんでした。
それぞれが心に深い傷を負っているため、 難しい対応を迫られています。

出水:大丈夫?

女性:うん。

どうしたら若者たちの気持ちに寄り添えるのか。
出水さんたちは、機会あるごとに勉強会に参加しています。
この日は精神科で働く心理士に心に傷を負った若者たちと、どう向き合えばいいのか学びたいと思っていました。
出水さんは積極的に質問します。

出水:どうやって(入所者に)伝えていくのかっていうのに少し悩むところがあります。

講師:今週、何か楽しかったこと、嬉しかったことだけね、悩みは聞かないで。
それだけでもすごくいいんです。
そういうところから入ればいいのね。

森:「いい言葉を使うといい言葉が返ってくる」とか。

出水:いいなぁと思いました。

ホームは3人の職員が交代制で見守っています。
前日の職員からの引き継ぎで、佐々木さんの様子を確認します。

出水:仕事は行ってないですよね?

職員:行ってないです。

出水:学校も行ってないですよね?

職員:行ってないです。

出水:覚悟というか…。
一回でどうこうなるっても思わないし

苦しみ、もがき続ける若者たち。
粘り強い支援が続いています。

(VTR終了。スタジオでのトーク)

山田:若者たちの姿サヘルさんには どう映りましたか?

サヘル:見ていて多分…ああいうふうに声を張り上げたいって、きっと誰も思わないし、暴力的になりたいって普通は思わないと思うんですね。
だけど彼ら彼女らを見ていると、どっかで自分の弱い部分、本当は泣きたかったり、苦しいっていう心の声を出したいんだけど、それをどう出したらいいか分からない。
それを出せる相手と多分、今一緒じゃないからこそ、思わずそれが行動に出てしまう。

山田:自分を守ろうと。

サヘル:守ろうとしているんだと思うんです。
居場所をまだ見つけられていないのかなって。

山田:本当は自分の心の叫びを聞いてほしいという、裏返しだと思うんですが、どうご覧になりましたか?

西澤:さまざまな事情を抱えた子どもたちが生活してます。
例えば児童養護施設にいて高校中退をして、本来ですと児童福祉法は18歳なり二十歳まで児童養護施設でケアを受けられるようになってるんですが、例えば施設の中でもどうしようもない状態となった子どもたちは、高校中退を機に施設の方から出されてしまう場合もあるんですね。悲しい話ですが。
そういう子どもを引き受けているのが自立援助ホーム。
そういう子どもたちだけじゃないですが、ほかにもさまざまな生育歴上の問題を抱えた子どもたちを引き受けているのが自立援助ホームで。
その辺の支援というのが求められるとこなんだけれども、一方でそれに見合うだけの、今のVTRでもありましたが、とても今おっしゃったように、心の叫びがいろんな暴力的な行動だったり、自暴自棄的な行動になって出てくる訳ですよね。
恐らく推測するに、その背景というのは例えば 自分の親、保護者からの虐待やネグレクトなどの不適切な養育。
それのみならず、もしかしたら社会的養護児童養護施設に入ってそのあとも適切なケアが受けられずに、いろんな傷つき体験をして、それがいろんな問題行動として現れて、その結果その養護施設ではケアできないという状態になって、そこを追い出される事によって見捨てられる経験をしてますよね。
こういう見捨てられというのはすごくやっぱり子どもたちにとっては深い深刻なダメージにつながるので、そういった事が今のあの行動の様子に現れているのかなというふうに見させて頂きました。

山田:子どもたちがそうなると、例えば諦めて何かするといった時に諦めてしまったり、大人への不信感とか信じられないという。

西澤:そもそもそういう子どもたちって自分が生きる意味が見いだせない。
どのように自分が生きていったらいいか分からないし、自分というものを肯定的に捉えられないですから。
だから、そういう子がなかなか頑張ってアルバイトに行こうとか学校行こうとか、そういうふうに思えないものですよね。
ですからお子さんは、もしかしたらそういう自分の実態というか、自分の今の有り様に直面できないで、ゲームセンターという所で現実逃避をして自分の…何て言うのかな?
その場限りの安らぎを求めてしまっているのかなとは感じましたね。

山田:サヘルさん、大人との信頼関係って築き上げるのは難しいと思うんです。

サヘル:それは焦って作るものじゃなくて、本当に時間をかけてゆっくりと、相手がしゃべらなくても、黙ってて聞くだけでも、それはすごく意味がある事だし、横に座って本人がしゃべりだすまで待ってあげる事も、一つの信頼関係だと思うんですよね。

山田:その子どもたちに対して自立援助ホームも、なんとか対応しようとはしていましたが。

西澤:やはり社会的な位置づけといいますか、自立援助ホームの位置づけが低いといいますか。
それによって、そこに投下される社会的資本ですよね。
そういった財源の問題ですとか、そこも手薄いとなってしまいがちなので、どれだけの専門性を備えたケアワーカーを雇えるかという部分もあるんですが、その部分は非常に弱い。
その分、外部の専門家の手助けを借りていく必要があると思うんですね。
そのために僕は児童相談所のソーシャルワーカー、あるいは児童福祉司の役割は大きいと思います。
そういう意味では、あれだけ大変な状態のお子さんを自立援助ホームでケアしている訳ですから、児童相談所が自立援助ホーム自体を孤立させないようなネットワークのカギになって、さまざまな専門的な支援が得られるようにしていく努力をすべきだと思います。

山田:こうした現状がある中で、香川県には地域とつながりながら若者を支える自立援助ホームがあります。

(VTR)

夜7時過ぎ、夕食の時間です。

伊藤:さぁ食べようっと。

5人の入所者全員が働きながら共同生活を送っています。

男性:僕にコロッケください。

應本:欲しい?

男性:欲しいです。

應本:今日サービスです。

男性:何のサービスや。

若者たちは集団生活のルールを守りながら、それぞれ目標を持ち自立に向けて歩み始めています。
こうして落ち着いた生活が送れているのは、ホームの職員を支えるある仕組みがあるからです。
それは地域にあるほかの施設や支援機関との密な連携です。
例えば、情緒障害児短期治療施設。
精神的に不安定な若者に、医師や心理士が投薬やカウンセリングを行います。
地元の民間団体が運営する「若者自立塾」。
座禅や畑仕事をしながら、基本的な生活のルールを身につけます。
入所者の生い立ちや経歴などの情報を共有。
抱えている問題に対して、それぞれ専門の立場から相談に乗ります。




應本:例えば問題行動が起こったときとか悩んでいる時の原因を突き止める時にいろいろ相談をしたりして答えがもらえることはすごく助かっています。

伊藤:おはよう。

伊藤航さん、17歳。
1年半前情緒障害児短期治療施設を経て、このホームに入所しました。

應本:おはようございます。

ここに来てから地元の企業で正社員として働き始め、信制高校にも通うようになりました。

取材者:仕事どう?

伊藤:きつい。

取材者:でも頑張って続けてるね。

伊藤:遅刻してない。

朝7時45分。
伊藤さんは仕事が始まる15分前に出勤します。
働いているのは産業廃棄物の処理場。
廃棄された木材の中から金属をより分けるのが仕事です。
伊藤さんが就職先を見つけられたのも、地域の協力によるものです。
ホームが地元の企業に呼びかけ、若者たちの就職先を見つけているのです。
ホーム長の野田大燈さんはこの日、香川や大阪にうどん屋を展開する製麺会社を訪れました。
若者たちの抱えている問題を企業に理解してもらい、ストレスなく働ける職場を確保したいと考えています。

野田:嫌々やるのは続きませんので、やりたいものを選んでやろうと思ってますので。

社長:年齢的には何歳?

野田:15歳、一番上は18歳になります。

野田:トップの方が理解してくれておれば、ご無理を言うことがあるんですよですよ、ちょっと子どもが疲れてるんでなんとか、もう少し楽なところとかですね。
(子供を)つぶさないこと、育てることを願ってますので。

ホームの職員は若者が就職してからも職場を定期的に訪ねます。
この日は産業廃棄物の処理場で働く、伊藤さんの上司にふだんの様子を聞きました。

應本:職場関係はうまくいっておりますでしょうか?

社長:たまにお昼ご飯とかもね(一緒に)行ったりすることあるんやって。
現場責任者の宇都宮も厳しいですけど暖かさありますので。

ホームの職員が職場との仲介役となって、トラブルが起きても仕事が続けられるようにサポートします。
最近、重機のオイル点検も任されるようになった伊藤さん。
近い将来、ホームを出て自立したいと考えています。

伊藤:破砕機の掃除にしたって全部今僕が任されよんで、まぁ嬉しいですよね、自分期待されよんだなと思って。
次の目標はユンボの免許取ってユンボに乗るんが目標なんでそれに向けてちょっとづつでも頑張って行こうかなと思います。

(VTR終了。スタジオでのトーク)

山田:期待されてましたね。

サヘル:やっぱり期待されるって、すごく誰しもがうれしい事じゃないですか。
その期待に応えようと思って、今のように頑張るっておっしゃったと思うんですが、やる気を出させるために、これやって、あれやって、監視とかそういう形ではなく、静かに横に寄り添っているあの形は私すごく好きなんです。
静かに横に寄り添って、遠出からその様子を見たりとか。
その優しさって、言葉に出さなくても見てあげたり、まなざしってすごく伝わると思うんですよね。
あと、本人たちにやりたい事の種を渡してあげて、あとはまいてみて水やりしてみて、どんな花が咲くんだろうという。
ワクワクさせながら、でも大丈夫だよってみんなが見てるよって、期待してるからやりたい事やってっていう、背中を押してあげてるのもかいま見えて、すごくすてきでした。

山田:うまい事全ていく訳ではないと思うんですが、つまずいた時にしっかりと…。

サヘル:支えてあげる。
私はそれは母だったんですが。
私も最初、夢ってどう持ったらいいんだろうって。
施設にいると、やりたい事ってなかなか口に出していいのか。
それを出したところで、きっとかないっこないと思ってしまう部分はどうしてもあるので。

山田:諦めてたんですね。

サヘル:そうなんです。一歩引いてしまうんですが、そうじゃなくて…。
「私たちが」というのは、すごく大切なポイントなんじゃないかなと思いますね。

山田:西澤さん、そういう気持ちというのが、子どもたちの自立につながってくるんでしょうか?

西澤:そうですね。
基本的に今「私たちが」とおっしゃった。
それこそ、やっぱりネットワークでたくさんの人からサポートされてるっていう事が、子どもたちを支えていく一番のカギになると思います。

山田:ネットワークというのは具体的にいうと?

西澤:やはり例えば彼らにとって必要なのはソーシャルワーク、社会福祉がベースですが、そのほかに心の問題を抱えている子どもたちには心理からの支援だったり、あるいは場合によっては 精神科的な問題。
そういう場合には精神医療だったり、あと保健とか。
あるいは司法関係もサポートが必要になるかもしれないです。
そういう人たちがこういう子どもたちの存在を、きちっと理解をしてみんなで支えていくという仕組み。
それが大事なんじゃないでしょうか。

山田:ネットワーク、地域で見守る。
サヘルさん、専門職だけではないと思うんですよね。

サヘル:身の回りで多分サポートできる事たくさんあるんだなと、私自身がすごく実感した出来事がありまして。
日本に来た最初の頃、公園で生活を余儀なくされた時に、学校で給食を作っている給食のおばちゃんがいるんですが、本当に苦しくても誰に何をどう伝えたらいいか。
特に子どもだとどう言葉を発したらいいかが分からなかった時に、その方が声をかけて下さったんですね。
多分ほかの方も思ったと思うんですが、でもほかの人がやるからもしかしたらいいのかもしれないって、皆さん引いてしまった時にその給食のおばちゃんが「大丈夫」っていうこの一言を掛けてくれたことで、実は今こうなんですって、使える日本語と身振り手振りを使ってお伝えしたら、それからかくまって下さったりして。
おうちを借りるにしても保証人が要るんですが、その保証人になって下さったりだとか、いろんなサポートをその方がしてくれた事で、今の私たちがあるんですよね。
手を差し伸べてくれる給食のおばちゃんがいなかったら、今の私たちがない。
周りに多分いると思うんですよ。
静かに、誰か手を差し伸べてくれる人いないかという。
そこに耳を傾けるか傾けないかの違いも、すごく大きくあると思いますよね。

山田:そういう人が増えるといいですけどね。

西澤:そうですね。そもそも社会的養護という言葉に対して、市民の人たちがどう思うかなんですよね。
だから、社会的養護要は親が養育できない、あるいは養育が不適切な親に代わって社会が子どもを育てる責務を果たすのが社会的養護なんですが、つい一般市民からすると社会的養護というと、何か行政がする事とか。

山田:ひと事のように。

西澤:そういうふうな捉え方があると思うんですが、実は社会を作っているのは我々市民な訳ですよね。
その市民一人ひとりが、子どもたちが社会によって養育される権利をどう保障していくのかという事をもう一度、その角度から考え直してみたいですよね。

山田:「シリーズ“施設”で育った私」。
3回の放送を踏まえまして、また今月下旬放送します。
皆さんのご意見、感想をお寄せ下さい。
みんなで考えていきたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。

2人:ありがとうございました。

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