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目の見えない人が“見る”世界

  • 2016年6月23日(木曜)再放送2016年6月30日(木曜)
  • アンコール放送再放送2016年9月14日(水曜)

放送内容

  • 目の見えない人と「視覚のない世界」について話す
  • 見えない子供たちの世界
  • 見えない人が、「呼吸」を合わせる

目の見えない人は、この世界をどのように見ているのでしょうか?
視覚障害について、全く新しい切り口で研究をしているのが、東京工業大学の美学研究者、伊藤亜紗さんです。
人が得る情報の9割は、視覚にもとづいていると言われています。健常者である伊藤さんは、2年前から視覚障害者との対話を通して、耳や手足といった視覚以外の感覚による世界のとらえ方を探り続けてきました。
「福祉」という視点で語られがちな障害について、「身体」というテーマで迫る伊藤さんの取り組みは、当事者や福祉関係者からも大きな反響を呼んでいます。
「想像力によって視覚障害者の“見ている”現実を感じたい」と語る伊藤さん。「もともと4本脚の椅子から脚を一本取り除くと、椅子は倒れてしまう。しかしもともと3本脚の椅子も立つ別のバランスがある。目の見えない人は、その独特なバランスを身体感覚として持っているのです」。
番組は伊藤さんと視覚障害者の対話から、これまで知られてこなかった「見えない人ならではの世界」の豊かさと、バリアフリー社会への道筋を探ります。

関連情報

番組中で引用している伊藤さんの著作

『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 伊藤亜紗 著(光文社新書)

出演者情報

  • 伊藤 亜紗さん(東京工業大学准教授)
  • 語り:小野 卓司さん
  • 語り:河野 多紀さん(フリーアナウンサー)

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