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言葉のない世界で ー失語症とリハビリー

  • 2016年6月7日(火曜)再放送2016年6月14日(火曜)
  • アンコール放送2016年10月11日(火曜)再放送2016年10月18日(火曜)

放送内容

  • 訪問専門の言語聴覚士 平澤哲哉さん
  • 手作りの単語カードを使うリハビリ
  • リハビリに取り組む金井今朝義さん夫妻

人は言葉で生きています。言葉で考え、思い、話し、書き、人やモノとつながります。その言葉を失った時、どう生きることが出来るのでしょうか?
失語症は、脳卒中や頭のけがのため、脳の言語野が傷つくことによって起こります。文字を読んでも意味が分からない、思っていることを言い表す言葉が浮かばない、などの症状があります。周囲とのコミュニケーションが断ち切られ、孤立しがちです。絶望に陥ったり、引きこもったりする人が少なくありません。
山梨県甲州市の言語聴覚士の平澤哲哉さん(54歳)は、失語症の人が生きていく手掛かりを求め、訪問リハビリに活路を見出しました。14年前に病院をやめて開業し、失語症の人の自宅に通うことを専門にする独自の道を探り始めました。平澤さんをつき動かしたのは、自らも22歳の時、交通事故で失語症になった当事者としての経験でした。
平澤さんの訪問先では、言葉のない笑顔が広がります。「言語がなくてもコミュニケーションはできるし、生活は取り戻せる」と、平澤さんは確信します。今では、平澤さんのリハビリは、学会でも注目され、全国から見学や研修に来る人たちが絶えません。
言葉を失った後、訪問リハビリと出会い、人とのつながりや笑顔を取り戻していく人々を見つめます。

関連情報

平澤さんの著書

「失語症者、言語聴覚士になる」(雲母書房 2003/12)
「失語症の在宅訪問ケア」(雲母書房 2005/10)

出演者

  • 平澤 哲哉さん(言語聴覚士)
  • 大学生の時に脳外傷によって失語症を体験。その後、言語聴覚士となり、訪問を専門に失語症の人々の元へ通い続けている。

  • 河野 多紀さん(語り)

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