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届かなかった支援 ―利根川心中事件をめぐって―

  • 2016年2月24日(水曜)再放送2016年3月2日(水曜)

放送内容

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  • 川原にたむけられた花束
  • 一家の暮らしの足跡をたどる
  • 貧困問題を追ってきた作家 雨宮処凛さん

去年11月、埼玉県深谷市で親子三人を乗せた車が利根川に突っ込み無理心中を図りました。70代の母親は長年認知症。心中を企てた三女は介護のため仕事を辞め、生活に困窮していました。近所の人たちは、三女がそれほど思い詰めているとは気づきませんでした。
なぜ、困窮した人たちは、助けを求める声を上げられないのでしょうか?そして、なぜ行政や社会は、人々の困窮に気づけないのでしょうか?
番組では、作家で貧困問題を独自に取材してきた雨宮処凛さんが現場を訪ね、考えます。スタジオでは、困窮した人々に手を差しのべるために行政や社会はなのができるのか、川崎市の生活支援などを事例にして議論します。

関連情報

★番組で紹介した「生活保護の受給者数・捕捉率」について

日本弁護士連盟作成のパンフレットによると、生活保護の対象となる人のうち、実際に利用している人の割合を示す「捕捉率」は、日本は最大で18%と2割程度で(本来、生活保護を受けられるのに、受けていない人が8割にのぼることを意味します)、他国に比べてもかなり低く、こうした利用率の低さが孤立死などが起こる背景にあると指摘しています。

★番組で紹介した「生活困窮者自立支援制度」について

2015年4月から始まった新しい制度です。
生活保護に至る前に、生活困窮者を自立につなげるために作られました。

内容としては、以下の6つの事業が定められています。
・自立相談支援事業(必須)
・住宅確保給付金(必須)
・就労準備支援事業・就労訓練事業(任意)
・家計相談支援事業(任意)
・子どもの各週支援事業(任意)
・一時生活支援事業(任意)

しかし、相談件数は国の決めた目標件数に届く自治体は少なく、さらに毎月減少傾向をたどっています。
少しでも不安や心配がある人に、いかに未然に相談に来てもらうかが大きな課題となっています。

★番組で紹介した川崎市の相談窓口(だいJOBセンター)について

川崎市生活自立・仕事相談センター、通称「だいJOBセンター」。
川崎市が平成25年12月に開設。川崎市在住の人を対象に
失業等の経済的な問題とともに、うつや人間関係がうまくいかない等の精神的な問題、
家賃を滞納している等住まいの問題、借金をしている等債務や法律の問題など、
さまざまな課題を抱え生活にお困りの方に対して、支援を行う無料の相談窓口です。

住所:川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル5階
電話:044-245-5120
オープン:月~金10:00~18:00

※相談の対象者は、川崎市在住の方に限られます。
※来所相談の前に、電話で相談予約が必要です。
※ホームページのフォームからも問い合わせが可能です。

出演者

出演者インタビューあります!

  • 山田 賢治アナウンサー

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