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リハビリ・介護を生きる あなたの中の私を失う時 
認知症の母を詠む 詩人・藤川幸之助

  • 2015年5月13日(水曜)再放送2015年5月20日(水曜)

放送内容

  • アルツハイマー型認知症を患った母を24年間介護した藤川幸之助さん
  • ゆっくりと死に向かいつつも生きる母への思いを詩に紡いできた
  • 母が亡くなるまで人生の半分近くを母に寄り添った

年老いた親の認知症が進み記憶が定かでなくなっていくことは、その子にとってまさに自分の成り立ちの一部を失うことです。ましてそれが母であれば喪失感はさらに深く、重い。
2夜にわたって、母親が認知症になった詩人と小説家の作品を通して「あなたの中の私を失う」こと、母親との関係の喪失、そしてその回復について聞きます。

アルツハイマー型認知症を患った母を24年にわたって介護した藤川幸之助さん(52歳)。3年前に84歳で母が亡くなるまで人生の半分近くを母に寄り添った。言葉も無く、ゆっくりと死に向かいつつも生きる母と、向き合っていない自分に気付かされ、母とともに生きることを決意し、その思いを詩の言葉に紡いでいきました。

言葉のない母が 私に問いかける  命とは何か 生きるとは何か 死とは
老いた母が その存在から 私に問いかけ続ける


「何も語らない母が、そこに存在するだけで母が私を育ててくれた。母が認知症になったからこそ、私との絆の結び直しをしてくれた」と語る藤川さん。
詩を通じて徐々に変化する母への心情、介護との向き合い方を紐解いていきます。

関連情報

★藤川 幸之助

1962年熊本県生まれ。長崎大学教育学部大学院修士課程修了。現在、長崎県に在住。小学校の教師を経て、詩作・文筆活動に専念。また、全国各地で認知症への理解を深めるために講演活動も行っている。

・ 『徘徊と笑うなかれ』
・ 『まなざしかいご 認知症の母と言葉をこえて向かいあうとき』
・ 『満月の夜、母を施設に置いて』
・ 『命が命を生かす瞬間』
・『手をつないで見上げた空は』

詳しくは、藤川幸之助さんの公式ホームページをご覧ください

出演者情報

  • 荒木 由美子さん(タレント)
  • 藤川 幸之助さん(詩人)
  • 朗読:濱中 博久さん
  • 山田 賢治アナウンサー

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