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ハート展×荒木経惟

  • 2015年4月7日(火曜)再放送2015年4月14日(火曜)
  • アンコール放送2015年6月24日(水曜)再放送2015年7月1日(水曜)

放送内容

  • ポートレイト撮影する写真家の荒木経惟さん
  • スーパーで働いている「立ってる」の作者・内田麻美さん
  • 「空」という詩を書いた赤羽宏太さん
  • 荒木さんによるポートレイト 内田さん夫妻
  • 荒木さんによるポートレイト 赤羽宏太さんと「空」
  • それぞれの個性が響き合いポートレイトが完成した

障害のある人が作った詩をもとに、著名人がイメージを膨らませ、アート作品として表現するアートのコラボレーション、 NHKハート展。20回目を迎える今回は、記念イベントとして日本を代表する写真家の一人、荒木経惟さんに入選者のポートレイト撮影を依頼。異色のコラボレーションが実現しました。番組では、ポートレイト撮影の様子や、被写体となった入選者2人の日常を取材。詩に込められた思いなども紹介します。
「立ってる」という詩を書いた東京都在住の内田麻美さん(35歳)は統合失調症を患っています。現在、夫の信也さんと2人暮らし。気持ちの波と付き合いながら生活している日々を詩に表現しました。夫の信也さんも、5年前に躁鬱病を発病。麻美さんは、二人で前を向いて生きていく覚悟を撮ってほしいと撮影に臨みました。
毎日、空を撮影し続けている荒木さんが特に気に入ったのが「空」という詩です。作詩者の赤羽宏太さん(14歳)は学習障害があります。詩の中で「空じたいがぼく」と詠った宏太さんはおおらかでマイペースな性格。撮影当日は、緊張で表情が固かったのですが、荒木さんは、優しく言葉をかけながら、宏太さんらしい表情を引き出していきます。
荒木さんは、全員に特別な経験をしてもらいたいとフォトスタジオで撮影を希望。ヘアーメイクもプロが行いました。荒木さんとハート展の入選者、それぞれの個性が響き合い、
入選者7人の「今」が写し出されたポートレイトが完成しました。

関連情報

★番組レビューをお読み頂けます

★番組で紹介した作品に関して

「雪だるま」 作詩者:古田 桃香(ふるた ももか)さん 8歳(視覚障害 岐阜県)
       作画者:津森 千里(つもり ちさと)さん (デザイナー)

★「NHKハート展」20回記念企画  「POETS BY ARAKI」

今年で20回目を迎える「NHKハート展」。それを記念して、写真家・荒木経惟さんが入選者7名のポートレートを撮影しました。渋谷・ヒカリエの壁面へ、彼らのポートレートを詩とともに大きく映像投射し、障害者が綴る詩の世界を表現するインスタレーションです。
会期:4月17日(金)~28日(火)午後7時~午後10時
会場:渋谷ヒカリエ 地下3階アーバンコア(渋谷区渋谷2-21-1)
お問い合わせ:ハローダイヤル/03-5777-8600 午前8時~午後10時(無休)

★番組内で紹介した荒木さんの写真

・「さっちん」 1994年 
・「左眼ノ恋」 2014年

空の作品は以下の写真集より
・「センチメンタルな旅 冬の旅」 1991年
・「空(くう)」        2008年 
・「空景(くうけい)・近景」  1991年

出演者

  • 荒木 経惟さん(写真家)
  • 内田 麻美さん(精神障害 35歳 東京都)
  • 作画者:鴻池朋子(こうのいけ・ともこ)さん (現代美術家)

    「立ってる」
    みんな自分の足で立ってる
    ぐらぐらしながらでも立ってる
    私は立ててるかな
    とても不安・・・
    でもきっと立ってる
    だってここでこうやって
    家にいて、眠ったり、ごはん食べたり、
    仕事したり、人と話したり、泣いたり、
    病院行ったり、
    何より具合悪くなったり、良くなったりと
    波を立てているんだから、
    私は、この具合の波の中に立ってる
    自分のこの2本の足で立ってる

  • 赤羽 宏太さん(学習障害 14歳 千葉県)
  • 作画者:久里洋二(くり・ようじ)さん (アニメーション作家)

    「空」
    脳天気な空
    こまかいことを
    あんまり気にしない空
    空じたいがぼく

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