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シリーズ 被災地の福祉はいま
第1回 あったかい地域をつくりたい
―仮設から復興住宅へ 宮城県石巻―

  • 2015年3月3日(火曜)再放送2015年3月10日(火曜)

放送内容

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東日本大震災からまもなく4年。被災地では仮設住宅から復興公営住宅などへの移住が進んでいます。しかし、阪神大震災の教訓があるにもかかわらず、本人の二-ズを把握しないまま抽選で入居場所が決められ、顔見知りもいない中で新生活を始めなければならない事態が、各地で起きています。仮設住宅暮らしでできあがったコミュニティが再びバラバラとなり、孤立を深め、アルコール依存症の再発、認知症の重症化など、問題は複雑化しています。
どうしたら住民が孤立感を抱かず、復興住宅での新生活に順応してゆくことができるのでしょうか。今後2~3年で復興公営住宅4千戸への移行が予定されている宮城県石巻市では、市が独自に一昨年4月に「地域福祉コーディネーター」を配置。市全域を10地区に分け、地域作りの担い手として育ててきました。地区ごとに抱える不安や課題を掘り起し、必要な支援に結びつける調整役として働くことが目的です。その活動は今、地域全体を見込んだ支援にシフトしています。彼らの活動で果たして、移住者と受け入れ住民たちとの間に新たなつながりを作っていくことができるのでしょうか。地域福祉コーディネータ-を中心に、被災地が抱える現状と課題を描きます。

関連情報

地域福祉コーディネーターの活動拠点

石巻市社会福祉協議会

災害復興支援対策課 石巻市不動町2丁目16-10  
電話:0225–23–3911 受付時間:9~17時(月〜金) 
※地域福祉コーディネーターへの個人的な問い合わせは受け付けていません。

地域福祉コーディネーターの取り組みについて

平成25年3月、石巻市地域福祉計画に地域福祉活動の活性化やコミュニティ形成の再生支援(とくに仮設から復興住宅への移行にともなう新たな地域づくり)を担う人材として「地域福祉コーディネーター」を育成・配置することがかかげられました。翌4月、石巻市社会福祉協議会に10人を配置。現在、市内全域を10地区に分け、10人のコーディネーターがそれぞれの担当地区で活動しています。住民の課題や困りごとを、保健師やケアマネジャー、医師、仮設の見守りを行っている仮設の支援員などと情報共有し、必要な支援につなげる一方で、住民どうしの支え合いができるように調整するのが主な任務です。これまでは仮設入居への支援が中心でしたが、震災から4年を迎えたいま、仮設から復興住宅へ移る時期にきて、その支援内容も変わってきています。不安をかかえる住民と移転先の住民それぞれへの働きかけを行い、新しい地域で安心した生活がスタートできるように活動しています。

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