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シリーズ 選ばれる命 第1回 問われる出生前検査

  • 2014年6月3日(火曜)再放送2014年6月10日(火曜)
  • アンコール放送2014年6月29日(日曜)午前1時00分~ (※28日(土)深夜)
  • アンコール放送2014年12月23日(火曜)再放送2014年12月30日(火曜)

放送内容

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生まれてこないと分からない、生まれてからもどう育つのか分からない。「命の誕生」は分からないことだらけ。だからこそ、人類は長い間「命は神様からの授かり物」と捉え、誕生を喜び、受け入れてきました。

しかし、出生前検査という技術の誕生とともに、生まれる前の赤ちゃんに何らかの障害があるのかが、より明らかになってきました。人類史上においても、大きな、大きな変化。専門家の間でも意見が分かれ、その現実に向き合う人々の間に、戸惑いや不安が生じています。だからこそ、今、立ち止まって考えます。

「シリーズ 選ばれる命」。1回目は、障害のある命をとりまく現状についてです。検査で胎児の障害が分かった妊婦の9割以上が、中絶を選択しています。一方、多様性や個々の命の重要性が尊ばれる現代において、「障害のある命が簡単に失われてはいけない」と考える人も多いのです。社会は、この問題とどう向き合っていけばいいのかを考えます。

関連情報

イギリス

出生前検査を希望する妊婦に無料で提供する一方で、生まれてきた障害児に対しては様々な支援を行っている。学校は障害児の受け入れが義務付けられており、障害児の通うクラスには専門の教師が一人配置され皆と一緒に学べる体制がとられている。学校を卒業した後も、就職や1人暮らしを支える活動が国と民間団体が協力して行われている。

日本

さいたま市児童相談所

保護される子供の中に、「知的障害」や「発達障害」のある子供が急増。親が育てづらく、育児放棄につながっているからだ。保護した子供は児童養護施設で生活することになるが、施設の定員に空きがなく見つけるのが困難な状況にある。

児童養護施設(場所や所在地は公表できません)

施設で暮らす子供のうち、障害のある子供の割合は年々増え、この施設でも2割に達している。これまで通り同じ職員で面倒をみることが難しい状況だ。国は打開策として里親制度の普及に取り組んでいるがなかなか進まない。

里子のともき君(仮名)と里親の岩木さん

7年間施設で生活していたともき君は、去年4月から里親の岩木さん夫妻の元で生活し始めた。ともき君に軽度の知的障害があるが、岩木さん夫婦はゆっくりと成長を見守っていきたいという。

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