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シリーズ 多様な“性”と生きている
第1回 セクシュアル・マイノリティーの子どもたち ―現状―

  • 2013年6月3日(月曜)再放送2013年6月10日(月曜)
  • アンコール放送2013年12月16日(月曜)再放送2013年12月23日(月曜)

放送内容

シリーズ 多様な“性”と生きている 第1回 セクシュアル・マイノリティーの子どもたち ―現状― の番組まるごとテキストはこちら

日本には、人口の5.2パーセントにあたるセクシュアル・マイノリティー(ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどの性的少数者)が暮らしているといわれています。
20人に1人というこの数字は、学校や職場の仲間として、あるいは家族として、私たちが共に暮らしていることを示しています。しかし、今も多くの人が“自分とは縁遠い人”“えたいのしれない人”だと感じている現実もあり、偏見や差別の壁に苦しむ当事者もいます。

シリーズ第1回は、多様なセクシュアリティー(性的指向)をもつ子どもたちの今を伝えます。
セクシュアル・マイノリティーの人々の多くが語ることの一つに、多感な子ども時代を生き抜くことの過酷さがあります。恋愛、人間関係の悩み。そして多くの人と違うことで受けるいじめ…体の性と心の性が一致しない場合は二次性徴による体の変化に苦しむことも。これらのことから、自傷、そして自殺未遂にまで至るケースも少なくないといわれます。近年その実態はさまざまな調査によって明らかになってきました。

例えば厚生労働省の調査によると、ゲイ・バイセクシュアル男性のおよそ半数がいじめを経験。またある大学の調査では性同一性障害で診療を受けた患者のおよそ6割が自殺念慮をもった経験があり、そのピークは中学時代であることがわかっています。子ども時代の否定的な経験は、大人になってからの生活、また自己肯定感の形成にも深刻な影響を与えると、多くの専門家が指摘しています。国もこうした現状をうけとめ、去年内閣府が発表した自殺総合対策大綱には、「性的マイノリティへの対策が必要」と初めて明記されました。

番組では、神奈川県にあるセクシュアル・マイノリティーの若者たちが集うコミュニティスペース「SHIPにじいろキャビン」に来る子どもたちを取材、彼・彼女たちの家庭や学校での現状を通してどんな対応が必要なのかを考えていきます。

関連情報

多様な性のあり方について考えるサイト「虹色」

特定非営利活動法人法人「SHIP」

「セクシュアルマイノリティの人々が、自分らしく心身ともに健康に暮らせる社会」や「多様性が尊重される社会の実現」を目指してさまざまな活動を行う。そのために番組で紹介したコミュニティーサロン「SHIPにじいろキャビン」の運営や、 各種イベント・交流会の企画運営、また電話相談や対面相談、および行政・教育機関と連携した講演・啓発活動も行っている。

「多様な”性“と生きている」オープニングタイトル

映像 ハラダユウスケ(LIFEKING)
音楽 Apotheke(アポテケ)

出演者情報

出演者インタビューあります!