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シリーズ 認知症 “わたし”から始まる(1)
―日本・脱病院の模索―

  • 2013年3月20日(水曜)再放送2013年3月27日(水曜)/特別編成により、午後1時10分~1時39分に再放送

放送内容

  • 入院する男性と差し入れを食べさせる妻
  • 精神科病院の病棟

去年8月、厚労省は認知症の人が300万人を超えたと発表。65歳以上の10人に1人が認知症となる計算で、当初の推計を大きく上回るペースで急増していることが明らかとなりました。
そのなかで、いま問題となっているのが、行き場を失い精神科病院へ長期入院する認知症の人の増加です。その数は約5万人を超え、平均入院日数は2年半に及んでいます。
危機感を抱いた国は、4月から新しい認知症施策をスタート。目指すのは「地域で安心して暮らすための体制」を整えていくことです。そこで番組では、転換期を迎えた日本の現状と課題について継続的に伝えていきます。

シリーズ1日目は「脱・病院」に取り組む石川県の精神科病院を取材。一度退院したものの再入院を繰り返す認知症の人たちの実態を見つめ、その背景にある課題を浮き彫りにしながら、今後の認知症施策に何が必要かを考えていきます。


■シリーズ認知症 “わたし”から始まる(2)の情報へ

関連情報

認知症についての情報を集めたテーマページをご覧いただけます。

番組内で紹介した病院

石川県立高松病院

VTRに登場した精神科病院。
できるだけ入院期間を短くすることを目指し、適切な薬の処方や介護職との連携を図っています。
[受診について]
外来受付時間は、月曜~金曜の午前8時半~正午です。
専門外来、および、午後の外来を希望される方は、あらかじめ外来受付に連絡して予約してください。
住所:石川県かほく市内高松ヤ36
電話:076-281-1125
ファックス:076-282-5356
アクセス:車を利用される場合は北陸自動車道金沢東インター、金沢森本インターから約30分
JRを利用される場合は七尾線高松駅下車 徒歩15分

新しい認知症施策について

認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)

厚生労働省は今年4月(平成25年度)から新しい認知症に関する5か年計画をスタートさせます。これまでの「精神科病院や施設を利用せざるを得ない」という考えを改め、「できる限り住み慣れた地域で暮らし続けることができる社会」を目指しています。具体的には、認知症ケアパスの作成や早期診断・早期対応の体制づくりなどを進めていきます。

認知症についてのご相談

「認知症の人と家族の会」では、全国からの電話相談を受け付けています。
通話料無料。
電話:0120-294-456(月曜~金曜の午前10時~午後3時 祝日は休みです)

池田さんが通うデイサービス「DAYS BLG!」

その日の活動や食事などを本人同士が決めるなど、当事者の思いを最優先した活動を行っている。
住所:東京都町田市金森945-1
電話:042-860-6469
ファックス:042-860-6769

上野さんの勤めている病院

海上寮療養所(精神科を専門としている病院)

[受診について]
初診は完全予約制。再診は、水曜・木曜の午前中受け付けています。
認知症の外来を希望される方は、あらかじめご連絡して予約してください。
住所:千葉県旭市野中4017
電話:0479-60-0601
ファックス:0479-60-0661

出演者情報

  • ダンカンさん
  • タレント。2012年、認知症をテーマにした初の小説「パブロフの人」を発表。その取材のためにヘルパーの資格を取得。

  • 池田 英材さん
  • 2年前に、若年性アルツハイマー型認知症と診断。(認知症の人のための)デイサービスに通いながら、地域の有償ボランティアに参加するなど積極的に地域で活動している。

  • 上野 秀樹さん
  • 精神科医。認知症の人の訪問診療を行っています。
    勤めている病院:海上寮療養所(精神科を専門としている病院)

  • 佐野 光孝さん
  • 5年前に、若年性アルツハイマー型認知症と診断。
    認知症に対する理解を深めてほしいと、全国での講演活動やメディアを通して本人としての思いや意見を発信している。

  • 佐野 明美さん(光孝さんの妻)
  • 大沼 ひろみアナウンサー