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日本で暮らす無国籍者たち

  • 2013年2月26日(火曜)再放送2013年3月5日(火曜)
  • アンコール放送2013年4月17日(水曜)再放送2013年4月24日(水曜)

放送内容

  • 旧ユーゴスラビアから逃れてきたフローリムさん。
    ユーゴ崩壊で祖国がなくなり、無国籍となった。
    仕事も、銀行口座も、健康保険も、ない。

いま日本には数万人と言われる「無国籍者」が暮らしています。難民として日本にやってきて祖国の国籍を離れた人が多いのですが、いま、そうした人たちから生まれた「無国籍二世」が増えているとされます。彼らの多くは日本人と同じように日本語を話し、日本社会の一員として暮らしています。しかし国籍がないため、就職・結婚・子育てなどで不利益を受け、想像を絶する生きづらさを抱えているといわれます。さらに難民認定が下りないなどの理由で健康保険や教育を受けられず、セーフティーネットからこぼれ落ちてしまう人も少なくありません。

国籍をもつ者なら当然受けられる「機会」や「権利」を奪われたままの無国籍者。番組では彼らの声を伝え、無国籍者を生み出し続ける背景や、現状を変えるための方策を考えます。スタジオゲストは、元・無国籍者で国立民族学博物館准教授の陳天璽さんです。

この放送回は、「ハートnet Beyond -企画会議室-」という実験的な番組企画と連動しています。
良かったら皆さんも参加してください!

関連情報

VTRで紹介したNPO法人について

NPO法人ぽたらか

2002年12月に平尾弘衆代表とホームレスの人たち6人により始動する。さまざまな理由で住居を失った路上生活者、病院を退院して行き場を失った人たちなど、生活困窮者の終(つい)の住みかとなっている。ホームレス状態になってしまう難民の人たちが急増したことから、2009年に難民支援を開始。国籍を問わず、身寄りのない人たちの受け入れを行っている。

出演者情報

出演者インタビューあります!

  • 陳 天璽さん
  • 国立民族学博物館准教授、元無国籍者。
    1971年 横浜中華街生まれ。筑波大学大学院 国際政治経済学博士、香港中文大学、ハーバード大学客員研究員、日本学術振興会特別研究員を経て現職。華僑華人、無国籍者に関する研究に従事。著書に「華人ディアスポラ」、「無国籍」。
    2009年1月に無国籍者を支援する「無国籍ネットワーク」を立ち上げ、代表を務める。

  • 『日本で暮らす無国籍者たち』
  • フローリムさん
  • 旧ユーゴスラビアで生まれる。内戦が激しくなると両親を目の前で殺害され、命からがら国外へ逃れる。2000年に偽造パスポートで日本に入国、身柄を拘束される。しかし、収容中に祖国ユーゴスラビアが崩壊し、無国籍となる。帰る国がなくなったまま、2009年に日本で釈放。仮放免扱い、また、在留資格もないため、移動制限、就労の禁止、国民健康保険加入不可など、さまざまな不利益を強いられている。
    ※プライバシー保護のため、本名や生年月日等の個人情報の公表は控えさせていただきました。

  • ナレーション:河野 多紀さん

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