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東日本大震災 “移動困難者”をどう支えるか

  • 2012年6月13日(水曜)再放送2012年6月20日(水曜)

放送内容

東日本大震災から1年以上がすぎ、被災地では復興に向けた取り組みが進む一方、取り残される人たちの存在が浮き彫りになりつつあります。中でも移動が困難な高齢者・障害者の抱える問題は深刻です。不便な仮設住宅でバスは1日に数本、足が不自由なためそれすら利用できず、買い物や通院のためのタクシー代だけで義援金を使い切ってしまったという人もいます。
そんな中、石巻市のボランティア団体「Rera(レラ)」は、去年4月から被災者の移動支援を行ってきました。その人数は1年間でのべ2万人を超えます。

当初はあらゆる人から依頼がありましたが、今は多くが高齢者・障害者の通院となり、人工透析など医療が欠かせない人にとってまさに「命綱」のような存在になっています。しかし継続的な人手と資金の確保は難しく、今後どうやって高齢者・障害者の「移動」を保障していくか、行政や地元の住民を巻き込んでの議論を始めています。
今後の復興の中で、誰もが移動しやすい交通の仕組みをどうやって作るのか、「Rera」の活動を通じて考えます。

関連情報

VTR取材先

災害移動支援ボランティア 「Rera」

北海道の障害者支援団体が中心となって、去年4月に石巻地域で移動支援を行うために立ち上げたボランティア団体。
「Rera」とはアイヌ語で「風」という意味。これまでにのべ2万人以上の送迎を行っている。

出演者情報

  • 吉田 樹さん(福島大学准教授)
  • 福島大学特任准教授。地域の公共交通のあり方を研究。被災地の交通復旧施策にも関わる。

  • スカイプ出演:村島 弘子さん(石巻の移動支援ボランティア団体「Rera」コーディネーター)
  • ナレーション:河野 多紀さん

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