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私の声を聞いてください ―精神疾患の親と暮らす子どもたち―

  • 2012年6月5日(火曜)再放送2012年6月12日(火曜)
  • アンコール放送2012年11月6日(火曜)再放送2012年11月13日(火曜)

放送内容

  • 精神疾患の親を持つ子どもへの在宅支援

「母の症状が悪くなると、自分もダメな人間に思えて自暴自棄になってしまう」
「親と1対1になる恐怖、ずっと我慢してきましたが、もう限界です」
これは精神疾患の親と暮らす子どもたちが、誰にも言えない悩みをインターネットの掲示板につづった言葉である。被害妄想やパニックといった症状に苦しむ親と向き合わなければならない不安。親の病気について誰にも言えない孤立感・・・・。しかしこれまで、子どもに対しては、「何も知らない方が良い」という考えから、ほとんどケアやサポートが行われてこなかった。

こうした現状を変えようと、2009年9月、三重大学看護学科の助教・土田幸子さん(47歳)は、“精神障がいの親&子どものサポートを考える会”を立ち上げた。以前、小児心療センターに勤めていた土田さんは、不登校や粗暴な行動をする子どもの背景に、親の「精神疾患」が関与しているケースがあり、どう対応するか苦慮してきた。その後、統合失調症の母をもつ漫画家の中村ユキさんと出会った土田さんは、深く傷ついた子どもたちを救いたいと、サポートを考える会を立ち上げた。会の目的は、子どもたちに親の病気を正しく知ってもらうことで、親の病気は自分のせいだと思い込んできたトラウマを和らげ心を回復させていくことだ。
番組では、親の病と向き合う子どもたちの姿を追い、その心の奥底に抱える悩みの深さを見つめるとともに、社会全体でどのような支援が必要か、新たな試みも交えて考えていく。

関連情報

相談窓口

同じ経験をしている仲間が語り合う会(三重県 津市)

三重大学医学部看護学科 助教 土田幸子さんが始めた会
「精神障がいの親と暮らす 親&子どものサポートを考える会」
電話:059-231-5260(大学の研究室)/080-1569-3768(携帯)
※子どもの立場の方の相談にも乗ってくれます。

訪問看護で親&子どもをサポート(東京 立川市)

「NPO法人 多摩在宅支援センター円」
電話:042-548-3562
メール:chikatsu-ren@zaitakuen.or.jp

お近くの市町村の相談先

市区町村の障害福祉課、または保健センター。このどちらかを一度訪ねて下さい。

出演者情報

  • 伊藤 順一郎さん(精神科医、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 社会復帰研究部部長)
  • リポーター:佐々木 智一アナウンサー(NHK津放送局)

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