お役立ち情報
相談窓口の情報や、Q&Aなど。
介護のテクニック
6.
ベッドから楽に起き上がるためには?
自力で起き上がれるかどうかは、握手をしてみるとわかります。思い切り握ってもらったときに、痛いくらいの力で握ることができれば、起き上がれると考えられます。
楽に起き上がるには、まず、横向きになります。体の下になったほうの腕は体から60度位のところまで開いておきましょう。この時、ひざは曲げておきます。
次に、上半身を起こして片ひじ立ちの姿勢になります。難しい場合は、腕の角度を90度位にしてみましょう。腋の下を広げる方がうまくいく場合があるので、いろいろな角度を試してみるとよいでしょう。
最後にひじを伸ばして、座った姿勢になります。まっすぐ起き上がるのではなく、大きな曲線を描くイメージで起き上がるとよいでしょう。
起き上がるのが難しい場合は、ひもを使ってみましょう。短いひもを輪にしてベッドの脇に結びます。握って痛くないよう、少し太めのひもを使うとよいでしょう。手の平を上向きにして握ると、片ひじ立ちがしやすくなり、楽に起き上がれます。
2007年7月11日放送より
7. 起き上がりを介助する方法を教えて!
起き上がりを介助するときは、まず、横向きになったときに上になる方の手(右横に向く場合は左手)で握手をしてもらいます。必ず介護される方に自分の手を握ってもらいましょう。そのまま介護される方の体が横向きになるまで真横に軽く引きます。
次に、下になった腕の上を通って頭が起きて来ることをイメージして、腕の角度と同じ方向に軽く手を引き、体を起こします。座った姿勢になるよう、そのまま足の方まで手を引きましょう。
左半身がマヒしている場合は、右に向いて起き上がるように介助します。手を引くことができないので、肩を軽く引いて横向きにしましょう。その時、動く方の腕を60度かそれ以上に開き、ひもを握ってもらいます。
次に、片ひじ立ちになって上半身を起こすのを、頭を支えながら介助します。ひもを握っている手は、起き上がりにあわせて手のひらをついてもらいましょう。まっすぐ起き上がるのではなく、大きな曲線を描くイメージで起き上がるのを介助するのがポイントです。
2007年7月11日放送より
8. 自分で起き上がれない人をどう介助する?
まず、片方の腕を60度かそれ以上に開き、ベッドに取り付けたひもを握ってもらいます。介護される方に向かい合い、もう片方の手を首に回してもらって横向きにします。
次に、下になった前腕を介助者の手のひらで固定します。後頭部を支えて、片ひじ立ちになるよう介助します。
さらに介助者の手のひらで介護される方の手の甲を固定し、ひじを伸ばしてもらいながら、後頭部を支えて体を起こします。
最後に、座った姿勢になるよう姿勢を整えます。
2007年7月11日放送より
9. 床から立ち上がるときの基本を教えて!
お年寄りにも楽にできる、床からの立ち上がりの基本を紹
介します。まず、足を伸ばして床に座り、そのままの状態で体をひねりましょう。
次に後ろ向きになるまで体をひねり、四つんばいになります。
片方のひざを立て、次にもう片方のひざも立てます。
片手を床から離してひざの上に置き、反対側の手も離してひざに置いて、立ち上がります。
※床に座るときは、床から立ち上がるときと逆の動作をするとよいでしょう。まず手を床につき、ひざを片ひざずつ床につきます。次に、体をひねりながらおしりを床につけます。
2007年7月12日放送より
10. 片マヒの人の立ち上がり方は?
床に足を伸ばして座ります。まず、よい方の足をあぐらを組むように曲げます。
次に、よい方の手を斜め前につき、おしりを浮かせます。
最後に、よい方のひざを床から浮かし、手をひざに置きな
がら立ち上がります。
※マヒした足がすべってしまわないように、家具などにつけておくとよいでしょう。
よい方の手、よい方の足、マヒしている方の足の3点で三角形を作り、体を支えるのがポイントです。三角形が大きいほど支持面が広くなり、安定します。正三角形に近づくほどよいとされています。
2007年7月12日放送より

