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発達障害とは

発達障害とは、生まれ持った発達上の特性があることで、日常生活に困難をきたしてしまっている状態のことです。
原因は、まだすべてが明らかになっているわけではありませんが、脳機能の発達のアンバランスさにあるとされています。そのため、特定のことには非常に優れた能力を発揮する一方で、ある分野は極端に苦手といったようなことが生じます。こうした得意なことと苦手なこととの差、いわば凸凹は、大なり小なり誰にでもあるものですが、発達障害があるとされる人は、凸凹の差が非常に大きく、そのために生活に支障をきたしているという状態なのです。

発達障害は行動や認知の特徴(「特性」)によって、様々な個別の障害に分類されます。主なものとしては、以下の3つがあります。 それぞれの障害は重複することもあり、人によっては複数の特性をあわせ持つ場合もあります。
「ASD」(自閉症スペクトラム障害)
対人関係の困難さや特定の物事へのこだわりを特徴とする障害です。聴覚や視覚、触覚など感覚の過敏性をともなうこともあります。(※2013年5月に精神医学の診断基準が改訂され、従来の「広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」などがASDに一本化されました)
「ADHD」(注意欠如・多動性障害)
「不注意」「衝動性」「多動」を特徴とする障害です。人によって「不注意」が優勢になるタイプ、「衝動性」「多動」が優性になるタイプなどがあります。
「LD」(学習障害)
「読む」「書く」「計算する」など特定の分野の学習だけが極端に困難になる障害です。

こうした特性は幼少期から現れますが、見た目では分からないため、大人になるまで見過ごされることも少なくありません。「生きづらさ」の原因が分からず、「うつ病」「依存症」などの「二次障害」に苦しむケースもあります。本人が「得意なこと」と「苦手なこと」を理解して、「得意なこと」を活かしながら社会での「仕事」や「役割」に結びつけていく支援が求められています。

お役立ち情報・相談窓口

誰かに相談したくなった時、聞いてくれる窓口があります。
(クリックすると別ウインドウが開き、NHKサイトを離れます)

発達障害全般に関する相談

発達障害者支援センター

発達障害児(者)とその家族が豊かな地域生活を送れるように、保健、医療、福祉、教育、労働などの関係機関と連携し、地域における総合的な支援ネットワークを構築しながら、発達障害児(者)とその家族からのさまざまな相談に応じ、指導と助言を行っています。

子どもの療育

児童発達支援センター

障害のある子どもを対象に、日常生活や集団生活への適応のための訓練を行う通所施設です。お近くのセンターの所在地などは、お住まいの市区町村の担当窓口、または発達障害者支援センターにお問い合わせ下さい。

特別支援教育

教育センター/特別支援教育センター

都道府県・政令指定都市に設置され、特別なニーズがある子どもの就学や教育についての相談を行っています。

就労支援

ハローワーク

障害者の職業相談部門を設置し、専門職員や職業相談員が、職業相談や紹介、就業指導などを行っています。

地域障害者職業センター

専門の障害者職業カウンセラーを配置して、職業相談・評価、専門的な職業リハビリテーションプログラム、就労準備支援、職場適応支援などを行っています。また、事業主に対する障害者の雇用管理に関する相談・援助、地域の関係機関に対する助言・援助なども実施しています。

障害者就業・生活支援センター

障害者の就業と、これに伴う日常生活・社会生活上の相談・支援を一体的に行っています。
※全国の障害者就業・生活支援センターの一覧は、以下のホームページに掲載されています。

※「障害者就業・生活支援センター」一覧をご覧ください。

福祉サービス

就労移行支援事業

一般企業等での就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練や支援を行います。
(※お近くの事業所については、お住まいの市区町村の担当窓口にお問い合わせください)

就労継続支援事業

一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練や支援を行います。
(※お近くの事業所については、お住まいの市区町村の担当窓口にお問い合わせください)

地域活動支援センター

創作的活動や生産活動の機会の提供、社会との交流等を行います。
(※利用にあたっては、お住まいの市区町村の担当窓口にお問い合わせください)

関連機関

地域若者サポートステーション(通称:サポステ)

厚生労働省が実施している若者の職業的自立支援事業です。働くことに悩みを抱えている15~39歳の若者に対し、キャリア・コンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っています。

ひきこもり地域支援センター

各都道府県・指定都市に設置され、ひきこもり本人や家族等からの相談支援を行っています。ひきこもり専門コーディネーターを中心に、地域における関係機関とのネットワークの構築や、ひきこもり対策にとって必要な情報を広く提供する役割を担います。家庭訪問等による支援も開始されています。

※2.ひきこもり地域支援センターの設置状況をご覧ください。

当事者団体やネットワークなど

社団法人 日本発達障害ネットワーク(JDDネット)
NPO法人 全国LD親の会

LD(学習障害)など発達障害のある子どもを持つ保護者の会の全国組織。

社団法人 日本自閉症協会
NPO法人 えじそんくらぶ

ADHDの正しい理解の普及と支援を柱として活動。

NPO法人 EDGE

ディスレクシア(読み書き困難)の正しい認識の普及と支援を行う民間団体。

特集

コラム・読み物

過去の放送

このテーマに関する過去の放送をご紹介します。

ハートネットTV

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ハートをつなごう

2009年2月23日、24日放送
発達障害 アンコール+その後編
2008年8月20日、24日放送
発達障害 第10弾
2008年4月30日、5月1日放送
発達障害 第9弾
2008年1月7、8日放送
発達障害 第8弾 就労編パート2
2007年7月30、31日放送
発達障害 第7弾
2007年4月30、5月1日放送
発達障害 第6弾
2007年2月7日、8日放送
発達障害 第5弾
2006年10月30、31日放送
発達障害 第4弾
2006年9月25、26日放送
発達障害 第3弾
2006年8月7日~10日放送
発達障害 第1弾
2006年5月29日~6月1日放送
発達障害

福祉ネットワーク

2011年11月24日放送
Diversity 発達障害(2) -私の“取扱説明書”-
2011年11月23日放送
Diversity 発達障害(1) -“普通”ってなに?-
2010年12月23日放送
キラキラ40 “人づきあい”クライシス(2) -発達障害Q&A-
2011年4月7日放送
シリーズ 大人の発達障害(4) 「とことん語ろう!」
2011年4月6日放送
シリーズ 大人の発達障害(3) 「“違う”を認める」
2011年4月5日放送
シリーズ 大人の発達障害(2) 「漂流する若者たち」
2011年4月4日放送
シリーズ 大人の発達障害(1) 「自閉症を生きる-テンプル・グランディン-」
2010年12月22日放送
キラキラ40 “人づきあい”クライシス(1) -大人の発達障害-
2009年5月14日放送
発達障害 歌で伝えるメッセージ
2007年12月20日放送
リタリン問題と発達障害
2007年6月18日放送
それでも子育ては楽しい ―自閉症の息子とともに―
2006年5月16日放送
こくっぱ家の人々 ―発達障害の子どもと共に―
2005年12月6日放送
わが家のステキな個性(NHK障害福祉賞)

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