メールを寄せてくださったポン子さんこと吉川本子さんです。
吉川さんは、今から3年前、乳がんの手術を受けました。
40代の後半から、がんの検診は欠かさず受けてきました。
7歳上のお姉さんが胃がんを患うなど家族にがんの患者がいたため体には特に気遣ってきました。
平成11年からはマンモグラフィによる乳がん検診を受けるようになりました。
当時、市の検診で行われていた視触診より、圧倒的に発見率が高いと聞いたからです。
平成11年から13年までの3年間、マンモグラフィでも何の異常も発見されませんでした。
しかし、一年後の検診で、触診を受けた本子さんの右胸に激痛が走ります。
「下側なんですけど、飛び上がるくらい痛かった。あ、ここに固まりみたいなのがあるねって、その時医師に言われました。」(本子さん)
この時検診で見つかったのは、すでにリンパ節への転移が始まっていた乳がんでした。
がんの大きさはおよそ2センチ。
前年の受診の時になぜ見つからなかったのか・・・動揺したまま手術をうけます。
「当時は精神的にものすごく不安定でした。
ちょっとはれ物に触るような感じでしたね。」(夫の俊作さん)
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| 本子さんの乳がんの位置 |
マンモグラフィ検診の様子 |
本子さんのがんは右胸の下にありました。
マンモグラフィでは、乳房を挟んで薄くして撮影します。
本子さんのがんは、撮影しにくい場所にあったというのが、医師から受けた説明でした。
今月、手術からちょうど3年を迎えました。
再発もなく夫の俊作さんと旅行に出かけられるようにもなりました。
本子さんはこの3年間、毎年、マンモグラフィ検査を受け続けています。
「無意味じゃなかったと思います。もう少し早く見つかっていれば、もっとよかったですけれどもね。受けないでずっと過ごしていたら、もっとひどくなっていたかもわからないでしょ、進みますからね。だから、そう自分で言い聞かせています。」(本子さん)
本子さんは、がん検診に複雑な思いを抱きながらも自分の子供に検診を勧めています。娘の貴子さんの誕生日に送ったメールをみせていただきました。
あなたは月一度の自己検診を怠らず、今年も病院で検査を受けてネ。
「同じような文ですけど送っています。自分だけ安心、がんにはならないって思わないで受けて欲しいですね」(本子さん)
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