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次回の放送

ラジオ第2

3月24日(日)
午前7時30分〜8時00分
午後7時30分〜8時00分(再放送)
3月30日(土)
午後3時15分〜3時45分(再放送)

歌から問うハンセン病隔離の歴史

昨年6月、今月のトピックスの特集コーナーで紹介し好評を得たこの回を再編集し改めて放送します。
 シンガーソングライターの沢知恵(さわ ともえ)さんは、ハンセン病の療養所で毎年コンサートを開催するなど、当事者と長年交流を続け、2018年からは、各地の療養所に通って「ハンセン病療養所の音楽文化史」の研究を行っています。そんな中で入所者たちへの聴き取りから計 23 の園歌を特定しました。元来、音楽は人に安らぎを与えるものであるものの、ハンセン病療養所の園歌の場合は、必ずしもそれだけではないことがわかってきたと言います。
 番組では、療養所の園歌について、歌詞やメロディーから見えてくるもの、今、そしてこれからの私たちに問われていること、求められることなどを語って頂きます。
 聞き手には、療養所のハンセン病盲人の生活実態について調査研究を続けている立花明彦さん(日本点字図書館長・静岡県立大学短期大学部元教授)をお迎えし、沢さんの演奏もたっぷりお届けします。

前回の放送

ラジオ第2

3月17日(日)
午前7時30分〜8時00分
午後7時30分〜8時00分(再放送)
3月23日(土)
午後3時15分〜3時45分(再放送)

亮太が行く!⓫能登半島地震から考える どうする?あなたの防災

 能登半島地震発生から3月で2か月。視覚に障害のある人たちの中にも、自宅が被災しいまだ不自由な避難所生活を余儀なくされている人も少なくありません。番組リポーターで全盲の和太鼓奏者・片岡亮太さんは、かねてから南海トラフ巨大地震の発生リスクが指摘されている静岡県在住。このため防災意識は高く、非常持ち出し袋の準備はもちろん、自宅の家具は突っ張り棒で固定、水や食料の備蓄など入念に備えています。また、妻の優子さんは、1995年の阪神淡路大震災で被災。その経験から、いざという時の連絡手段などを普段から話し合うようにしていると言いますが、それでも今回の震災のニュースを聞くと不安は尽きないと語ります。
 日本盲人福祉委員会の災害支援員として、1月末に能登半島地震の被災地に入った自治医科大学附属病院の眼科医・渡辺芽里さんは、視覚障害当事者と面談し、「慣れない避難所で介助なしでの移動は無理」「周りの迷惑になるから避難所には行かない」などの厳しい状況を聞きました。渡辺さんが被災地で気づいたことなどをスタジオで詳しく伺うほか、国際災害レスキューナース・辻直美さんによる片岡家の防災対策チェック、片岡さんの地元・三島市の取り組みなどもご紹介します。

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