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リハビリ・介護を生きる 認知症の親をおくって 父との長いお別れ・作家 盛田隆二

    アメリカではアルツハイマー型の認知症を「ロング・グッドバイ」と呼ぶことがあるといいます。
    作家・盛田隆二さん(61歳)の父の認知症は10年にわたって、ゆるやかにですが確実に進行していきました。「8歳下の妻に先立たれて以降、父は少しずつ記憶を失くして、ぼくの前からゆっくり遠ざかっていった。10年にわたる父の介護は10年にわたる父との『長い別れ』でもあったのだ」 (「父よ、ロング・グッドバイ」 2016年)
    盛田さんは父親の先の見えない介護体験を、淡々とそして思い溢れるノンフィクションに記しました。
    それは、それまではろくに口を利くこともなかった父を支え、時に蘇る認知症の不思議な記憶に驚き、あらためて親の人生を発見するという経験でした。盛田さんは父、そして母の晩年の姿を書き記すことで、二人の辿った人生に思いを馳せ、その生きた証を記録に刻みつける。
    認知症の緩やかな進行と施設での日々の暮らし。施設内感染による肺炎で入院。腸閉塞、胃瘻、看取り介護へ。そして3年前、91歳の往生。
    いつか突然やってくる親の介護、誰にでも訪れる親との別れ。そしてやがて来る自らの老いへの備え。盛田さんの経験を追いながら、認知症の親と生きる意味を考えてみたい。

    出演者ほか

    盛田 隆二さん(作家), 荒木 由美子さん(タレント), 桜井 洋子アナウンサー, ナレーション:久保田 祐佳さん, 朗読:中野 淳さん

    「 認知症 、 介護・リハビリ 」 みんなの声

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