ハートネットメニューへ移動 メインコンテンツへ移動
パラスポーツ図鑑

車いす空手 Wheelchair Karate

どんな
競技?

車いすに乗り、上半身のみで取り組む空手。突きや打ち、さらにその連続技を駆使して戦います。上肢を動かせる人なら誰でも挑戦可能。少ない運動量から始められるため、子どもから高齢者、リハビリ中の人など、幅広い人が楽しめます。

ルール

一般の空手と同じく、技の美しさと正確さを競う「型」と、相手と対戦する「組手」の2種類があります。

  • 「型」とは、攻防の技を一連の動きにまとめたもの。相手を仮想しながら、一人で演じます。
  • 車いす空手では、初級の「初輪」から「二輪」「三輪」「四輪」「五輪」と、次第に難易度が上がる5つの型があります。
  • 主審1人、副審4人の、合わせて5人の審判が、技の正確さやパワー、スピードを旗で判定します。多くの旗が上がった方が勝ちとなります。(2019年3月18日時点)

組手

  • 車いすに乗った選手が1対1で戦います。
  • 試合時間は、2分です。
  • 4人の副審が、技の強さやスピード、的確さをそれぞれの旗で判定。2つ以上、旗が上がると1ポイントになります。
  • 3ポイント先取した方が勝ちとなります。
  • 突きや打ちなどの打撃は、相手の体のギリギリで止めます。打撃が相手に当たると、「忠告」「警告」「注意」の段階を経て、反則負けとなります。
  • 車いすに乗ったまま試合をするため、投げや蹴りはありませんが、相手の上段・中段への突きや打ち、さらにそれらのコンビネーション技を駆使して勝負します。

※詳細なルールは、大会や地域によって異なります。

Point

巧みな車いす操作で間合いをはかれ!

組手の勝負を分けるのは、相手の間合いに飛び込む一瞬のスピードや、突きや打ちを正確に当てるためのポジション取り。車いすの緩急つけた動きやどの向きに向けるかといった操作がカギを握ります。

競技映像

※この動画には音声はありません。