私は、8年前にうつ病になりました。その後、保護入院となり、自傷が激しいという理由で身体拘束も10日ほど受けました。現代の世の中では、うつは心の風邪と言われ、病院でちょっと休むつもりで入院すればいいなどと言いますが、現実は、そんなものではない。もちろん、親身になってくれる方もいるが、精神科で働く医者、看護師の半分は患者を人としてみていない。昔のことと思われがちな精神病院の患者=キチガイは、今も、現場の医療従事者にはあるのが、現実だ。それは病気になってすぐ感じていたが、それでも自分を本当に心配してくれる人もいると信じて頑張ってきて、時間はかかったが、一般的な生活に近づいてきていた。それが、1年前どん底に落ちた。きっかけは、その日、診察中に医者が、私に対しての怒りが爆発してしまい、耐えられない暴言を怒鳴り散らしたことだと思う。「あんたの親、兄弟もあんたのせいで迷惑してかわいそうに」「うちのクリニックにも妊娠中の看護師がいるんだ、昼休みがつぶれて、流産したら、あんたのせいだぞ」「あんたも、秋葉原無差別殺人事件の犯人や、大阪池田小殺人事件で死刑になった犯人と同じだ、腐ってんだ、あんた腐ってんだよ人間が」などと、勢いを増して怒鳴り続けた。私は泣きながら、もういいと言ったけれど、暴言は止まらず、フラフラになりながら病院から逃げた。そのまま、自殺の名所に向かったが、6時間自分に必死に言い聞かせて、飛び降りるのを思いとどまった。以前、母が私が死にたいと思っているのに気づいたときに、「あなたはお母さんには想像ができないくらい苦しい思いをしているんだろうけど、でも今、あなたがいなくなったら、お母さんはそれ以上の苦しみを一生背負っていくよ、いいの?あなたが生きていてくれることが、一番の幸せなんだよ」と言った。私が自ら命を絶てば、残された親、兄弟のつらさは大きいとわかている。だから、最後の姿はきれいな状態でありたい。それが、せめてもの償いだと思っている。その思いから、飛び降りるのを思いとどまった。しかし、それから1年も経ったのに、いまだに、あの時、診察室で怒鳴られた光景がフラッシュバックのように頭に浮かび、夜、家に帰ると涙がでる。8年前にうつ病になった頃に生きていくということに何の希望もなくなっていたが、この1年は、1日1日生きていること自体が本当につらい状態である。