生命操作 -復刻版-

遺伝子治療

遺伝子を操作することによって、病気を治療する。

  • 正常な遺伝子が欠損している場合にその遺伝子を身体におくりこむ場合と、悪い遺伝子を正常な遺伝子とくみかえる場合とある。

    いずれも細胞内に遺伝子をおくりこむためにベクターといわれる遺伝子の運び屋が必要になる。ベクターは、ある種のウィルスが用いられる。

当初は、遺伝性の免疫疾患や、欧米に多い遺伝病の一つ、嚢胞性線維症などを対象に正常な遺伝子をくみこむことを目的におこなわれていたが、現在では、治療に必要なある特定のたんぱく質をつくる遺伝子を導入する目的でも遺伝子治療がおこなわれている。今までに、遺伝子治療は、免疫関連の疾患や、がん、エイズなどの病気に対して、行われている。

日本の、遺伝子治療の臨床研究ガイドラインでは、致死的または身体の機能を著しく損なう疾患に限られている。

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