生命操作 -復刻版-

減数手術

不妊治療の中で排卵誘発剤が使われるが、時として二つ以上の卵子が排卵されて三つ子や四つ子などの多胎妊娠が起きることがある。

  • また、体外受精の場合は、妊娠率を高めるために二つ以上の受精卵を子宮に戻すことがあり、やはり多胎妊娠が起きやすい。 多胎妊娠は早産しやすく、低体重で生まれると、亡くなったり障害がある子どもが生まれる可能性が高まり、母体も妊娠中毒症などの合併症を起こしやすいなど、母子双方にさまざまな影響を及ぼす。また、多胎妊娠とわかると全ての胎児の中絶を希望する女性やカップルもいる。
  • そこで、多胎妊娠した場合、胎児の数を減らすための処置がおこなわれるようになった。これを減数手術とよんでいる。

現在では、体外受精でできた受精卵は基本的には一度に一個しか子宮に移植されないが、高齢であったり何度も体外受精を受けているにもかかわらず妊娠できなかったりする女性に対しては、受精卵を複数戻す場合もある。

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