海行こう! <修学旅行リベンジ2 -海キャンプ編- >
2008年10月22日
童心に返って砂遊び!
GID当事者にとって修学旅行を楽しめなかったという人、少なくありません。
「だったらリベンジイベントをやるしかないんじゃない!?」
そんな経緯で去年から始まった1泊2日の宿泊イベント、それが『修学旅行リベンジ』。
当事者も非当事者も入り混じって、遊び疲れるほどに自然と戯れ、夜はお決まりのBBQで宴会!そして朝までトークは続く……。
LGBT虹色では、このイベントの中で繰り広げられた夜のトークを収録。ホンネで語る性同一性障害のこと。生の会話をお楽しみください。
昨年の模様はこちらからどうぞ 修学旅行リベンジ2007
今年は・・・海です!
場所は、千葉・九十九里!!
1.海なんていつぶり!?
夏休み中だったけど、穴場の海水浴場で空いてた!
けい: どうでした? 海に入った感想から聞きたいですね。
つばさ: 楽しかった。よかった。
まい: ねー!
なかじ: Tシャツで海入って。
まさ: 十何年ぶりとかだよね。
なかじ: ああ。
けい: ゆえちゃんは、女ものの水着着たの初めて?
ゆえ: うん。
ゆう: おおー。
けい: 買う時とか抵抗なかった?
ゆえ: ちょっとあった。
つばさ: 今日、望んでる性で初めて海に来た人ってどれぐらいいるの?
けい: ゆう君は? 初めて?
ゆう: そうだね。
けい: デビューじゃん。どうだった?
ゆう: いやぁ、どうだったっていうか、なんだろう、純粋に海が楽しかった。
つばさ: 波荒かったしね(笑)。
まい: みんな持っていかれてたね。
じゅん: でもさ、純粋に楽しめるってさ、今になって出来ることじゃん、やっぱり。性別のことを気にしてる時って純粋に楽しめない。
けい: やっぱり、入ることに抵抗があって行かなかった?
じゅん: うちは昔は家族で結構行ってたのね、毎年。でも、そのうちだんだん嫌になってきたね。水着着て入るのがすごく嫌だったから、行かないようになって……。
つばさ: あぁ、でも、今回このメンバーだから楽しめたっていうのもあるよね。
じゅん: そうそうそう。
つばさ: 全然さ、その服で水着着てても誰も何も言わないわけじゃん?言うとしたら、似合ってるね、とか、別に違和感ないね、って感じで。
みや: でも、個人で行くのはなかなか難しいだろうなと、改めて思った。
じゅん: Tシャツ着てみんな入っちゃえば、勢いよく行っちゃうけどさ。周りがみんな脱いでて自分だけTシャツだとさ、ちょっと気まずかったりもするしね。
ゆえ: でも海はTシャツ着ないと逆に日焼けがやばいよ。
けい: あとはラッシュガードを着るとかね。
(語り手)
けい:26歳、社会人、女性
つばさ:24歳、社会人、女性
まい: 22歳、社会人、女性
なかじ:21歳、社会人、FTM
まさ:23歳、学生、MTF
ゆえ:28歳、社会人、MTF
ゆう:23歳、フリーター、FTM
じゅん:27歳、社会人、FTM
みや:28歳、社会人、FTX
【解説】
水着に抵抗を感じるGID当事者というのはやはり多いですね。体のラインがはっきり出ますし、男女で形が全く異なり着ているだけで性別が主張されてしまうため、身体の性別に沿った水着を着用するというのはものすごく抵抗があります。かと言って逆の性別の水着を着用するというのもそう簡単にはできません。
しかし会話中にも出てきている通り、海であればTシャツを着たまま入ることも可能なので、あとは自然体で楽しめる仲間さえいれば性別の問題に捉われ過ぎずに楽しむことができるんじゃないかと思います。実際、GID当事者ではない参加者の中にも水着に抵抗のある人たちがいましたが、Tシャツのまま入ったりして、みんな思いっきり楽しんでました。楽しめるかどうかは本人の気持ち次第なので、マイナス部分を考えるよりも、どうしたら楽しめるかを考えるのがいいと思いますね。(GIDmedia 園田 純)









