自分から変わること
2009年11月17日
私は18歳のFtMです。
改名、ホルモン療法、乳房切除を終えて、男性として専門学校へ通っています。
11月2日と3日の放送を見ました。
性別に悩む中学生の姿を見て、昔の自分を思い出しました。
当時の私は何も言えませんでした。
家族に話せたのは高校2年の冬でした。
その後、母と相談してカウンセリングを始めました。
私は中学校にほとんど行っていません。
制服が嫌で仕方なかった。
思春期になり男女に分かれて固まるようになった同級生とも馴染めませんでした。
学校へ行くことをやめ、それまで以上に男に近づこうとしました。
ファッションやヘアスタイルで自分を表現するようになりました。
高校もどうしても女の子の制服は着れないと思い、通信制の学校へ進学しました。
中学3年から治療を始める前まで、男性として成長していく同級生と何も変わらない自分の違いに悲しくなりました。
専門学校に入学する前にホルモン療法を始めました。
せっかく男性として入学できることになったのに、今のままでは男として通用しないと思ったのです。
専門学校へ入学して、しばらくはカミングアウトはせずに通っていました。
初めは男として当たり前に受け入れられる環境に戸惑いました。
ずっと求めていたものだったけど、いざそうなってみると違和感がありました。
いくら治療をしていても体は女だということを隠しているのは、またどこかで辛いものがありました。
隠していることで、知らずうちに自分で距離を作っていることに気付きました。
GIDであることを話すことは考えていませんでしたが、担任の先生と話し合い、クラスメイトにカミングアウトしました。
カミングアウトしたからと言って、クラスメイトは何にも変わりませんでした。
自分の気持ちは楽になりました。
今年の夏休みに乳房切除手術を終えて、今に至ります。
今の悩みはホルモンの副作用です。
治療をしたことで男性としての生活は楽にできるようになりましたが、副作用に悩まされる日々です。
社会で生きていくためには、自分から変わること・自分が行動することが大切です。
今の自分があるのはそうして一つ一つ行動してきた結果だと思います。
真剣に話し合える家族がいるのなら心強いですね。
彼にも一つ一つ乗り越えて、頑張ってほしいと思いました。
10代




