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双極性障害 双極性障害とは?

4. 社会的損失が大きい

仕事や家庭を失うなど、人生が大きく損なわれることがあります。

双極性障害の特徴は、本人の社会生活に大きな影響を及ぼす点にあります。
特に、「躁」状態のときが深刻です。常軌を逸した行動によって、周囲の人とトラブルを起こすことが多いからです。例えば、相手の都合などおかまいなしに夜中に電話をかけて話しまくったり、相手をバカにしたような態度をとったりしているうちに、信頼を失い、友人が離れていってしまいます。職場では、取引先にできもしない約束を交わしたり、非現実的なプロジェクトを実行に移そうとしたりして、法的な後始末が必要になるような問題を生じさせ、解雇など深刻な事態に陥るケースもあります。 家族が振り回されることもしばしばです。本人の自分勝手な言動に翻弄されて疲れきってしまったり、多額の借金を背負わされたりして、別居や離婚にいたることもあります。
一方、「うつ」状態の時には希死念慮(死にたいと思う気持ち)が強くなる傾向にあり、自殺率が高いことが指摘されています。このように、双極性障害は自然に治ると思って放置しておくと、人生そのものが大きく損なわれ、すべてを失いかねない病気です。早期の受診・治療につながることが何よりも重要です。