10年連続で年間3万人を超えた日本の自殺者。死に追いつめられる人を減らすために、いま何が必要とされているのだろうか?
今年7月、NPOや学者、専門家で組織された自殺実態解析プロジェクトチームが、全500ページに渡る「自殺実態白書」を公表した。そこからは、自殺にいたるまでには「病気」、「失業」、「家族の不和」、「生活苦」といった複数の要因が連鎖していること、そして「自殺の実態は 地域によって全く異なる」ということなど、これまでわからなかった事実が初めて明らかになった。
こうした実態を受け、具体的にどんな対策が有効なのか、今議論が始まっている。効果的な制度改正、相談体制の在り方、地域ごとの対応の仕方など、具体的で有効な自殺対策とはなにか、私たち一人一人にできることはあるのか、考えていく。 |